京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

東山五条  六波羅密寺(西国第十七番札所)

2009-10-18 10:50:00 |  京都食べ歩き
泉湧寺道からバスに乗って、東山五条で下車。
京都の古い町並が残る狭い通りを歩くこと10分ほど。。

もうすぐ、西国第十七番札所の六波羅密寺のようです。


「こんなところにお寺があるなんて知らんかったな。。」

「ほんまやね。。」

ほんと、京都に住んでいながら知らないところだらけの私達。
これからも、行く所が、いっぱいいっぱいありそうです。






六波羅密寺(西国第十七番札所)


六波羅蜜寺は、空也上人(くうやしょうにん)により開かれたお寺です。

空也上人は、醍醐天皇の第二皇子として生まれましたが、
一生、一介の僧として過ごし、庶民の為に生きる道を選んだと
言われています。





京の都に伝染病が広がった時、帝から悪病鎮静の命を受けた空也上人は、
十一面観音を自ら造り、その仏を車に載せ京の町を引き歩き、仏様のお力と
梅干しと結び昆布の入ったお茶「皇服茶」で、人々の病を鎮めたといいます。



その時の死者を弔い、仏様を安置するために
空也上人が創建したのが六波羅密寺なのだとか。。






このお寺に、そんな京都の悲しく辛い歴史が隠されていたなんて。。


六波羅蜜寺の本尊は、その時の空也上人自らが刻んだ十一面観音ですが、
現在は秘仏となっていて、見ることができません。。が、レプリカがあって。。


そのレプリカがこちら。
『縁結び観音』と呼ばれる十一面観音で、
お参りすれば恋愛が成就し、夫婦円満にも良いそうですよ。





ひとつだけ願いをかけて石をまわすと叶うと言う一願石




一つだけ。。と言われると何にしようか。。と迷ってしまいます。


都七福神のひとつ、六波羅弁財天様も祀られています。





御朱印も無事に頂きました。





小梅と昆布を入れた「皇服茶」は、お正月の3日間
六波羅密寺で頂けるそうです。
おまもりのお札もついて300円だそうですよ。


さて、京都らしい町並み見ながら、





こんな、階段もえっちら、おっちら。。





東山通りまで戻ります。






次は、西国第一六番札所の清水寺です。
あの有名な清水さんが、西国第一六番札所だったなんて、
全然知りませんでした。



六波羅密寺(西国第十七番札所)の御朱印。










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