京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

忘年会 禊川

2012-12-31 10:31:00 |  京都食べ歩き

いよいよ12月31日、今日で2012年が終わりますね。

明日からは、新しい年の始まり、
今年できなかった事←いっぱいありますが。。

来年は、気持ちを切り替えて頑張っていきたい。

今年の内の年末は、主人と母との3人。
長男夫婦も次男夫婦も年が明けてからの帰省なのです。

いつもと違ってちょっと寂しい大晦日。

テレビで紅白を見ながら、3人で静かに新しい年を迎えましょうか。

でも、今年は、紅白を見る目もちょっと違っているだろうな~。

このNHKホールにいる人、私が外れた抽選に当たった人なんや。。

なんて、ちょっとうらやましく思いながら見るのだと思います。


 

さて、12月、桜田、下鴨茶寮と2軒も京会席の
素敵なお店に行きましたが、

この後忘年会でフレンチ会席のお店先斗町の禊川と
同じく忘年会で、創作和食の北山のモノリスへ行きました。

今年の12月は当たり年、
普段なかなか行けないお店にたくさん行けて嬉しい。

今年最後に紹介するのは、

京都先斗町にある禊川さんです。

京都先斗町 禊川

ここは、友人が以前から行きたい行きたいと言っていたお店。

 

 先斗町の歌舞練場の近くにあります。

フレンチの会席だけど、まるで京料理のお店の様な店構えです。

 このお店はカウンター席と個室があるのですが、

カウンター。。はという友人の意見で、個室を頼んでおきました。

個室はお料理の値がちょっと張るのですが、

今回は1年に一度の忘年会。

ちょっと清水の舞台から飛びおりた気分で豪遊です。

。。。が、個室もカウンター席でした。。

 でも、鴨川が見渡せる景色のいいお部屋という事で取って下さったよう。。

せっかくのお店の思いを受け止めて、お食事の始まりです。

壁にある半月の穴の向こうからお料理が出てくるんですよ。

仲居さんが一人、カウンターの中にいて、色々とお世話して下さいます。

お茶の用意や、お料理のタイミングを見計らったり。。

 

 最初のアミューズブーシュ(前菜)もお洒落~。

 黒いお皿の上に絵が描かれているようです。

ムースの上にプリプリの海老とキャビアが。。

 薔薇の花は、なんとトマトでできていました。

温かいパンに、美味しいバター。

 帆立のソティーとキャベツの千切り。。と聞いて、

え。。キャベツの千切り。。?っと思ったのですが、

これが、フレンチ会席のシェフの腕にかかると。。

なんと、キャベツがキャベツでなくなっていました。

ソースの美味しさがしみ込んでいるのに、シャキシャキ感が残っていて
バターの効いた帆立との相性もバッチkりです。

私は、このお料理が一番好きでした。

こちらは、薩摩芋のスープの上にカプチーノの様な泡が乗った1品。
ふわっとした味が美味しかったです。
 

エビのソティー。

これは、フォアグラだったのを、3人ともフォアグラは苦手で。。替えてもらったもの。

香ばしい海老が美味しい~。


お口直しのシャーベットの後は、焼き野菜とメインのステーキ。

その後の御飯ものは、お椀の中におにぎりの入った鮭茶づけでした。

このメインのステーキのお肉、とっても柔らかかったです。

デザートはマロンケーキ、飲み物は私はハーブティーをお願いしました。

これで終りかな。。って思っていたら、
最後にチョコレートや焼き菓子がでてきました。

こういうサプライズは嬉しいです。
皆で色々な味を楽しみながら、頂きました。

ちょうどクリスマスの頃だったので、こんなに可愛い飾りつけも。。 

 

フランス料理を、京都の器や漆器を使って、まるで京会席のように出していかれる
フランス会席の禊川さん。

 フランス共和国より、農事功労章シュヴァリエ受章も受賞されているようです。

 

 

洋と和の見事なコラボレーションで、今年を締めくくる素敵な忘年会ができました。

こういう事があるから、また、来年も頑張ろう~なんて思えるのだと思います。

来年もがんばろう~っと。

 


 

さて、皆さま、本年は、つたないブログを読んでくださってありがとうございました。

来年は、まず、オーストラリアの続きから書いていこうと思っています。
なかなか進まないブログですが、また、よかったら遊びにお越しくださいね。

では、皆さま、よいお年をお迎えください。

ありがとうございました。