京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

祇園西花見小路 川上

2016-06-30 09:12:00 |  京都食べ歩き

さすがに梅雨時だけあって、
毎日すっきりしない日が続いています。

6月も今日で最後。
1年の半分が終わってしまいました。

そこで、東北旅行の華厳の滝ヘのナチュラルツァーの
お話の前に6月のお話を少し。。

まずは、友人と一緒に行った祇園の料亭さん
川上さんです。

6月1日(水)

この日は、私の仕事の25周年を祝って、
友人が花見小路の料亭川上さんに招待してくれました。

花見小路は観光地化して、いつものように賑わっていましたが
路地は案外ひっそりと、昔の面影を残しています。

料亭川上

私が和食を希望して、友人が取ってくれたお店川上さんです。

花見小路を一筋西へ入った西花見小路という
静かな通りの中ほどにあるお店。

ミシュラン一つ星を獲得している日本料理店で、
創業昭和35年、55年の歴史があるお店だそうです。

築100年余り、町屋を改装して作られた店舗には、
大正時代から続く歴史の重みを感じます。

本日は、個室を用意して下さっていました。
ありがとう~。

町屋の小じんまりとした温かい雰囲気と、
祇園町の粋さが同居しています。

 6月の会席

この日祝ってくれたのは、一緒の仕事仲間。
いつもランチを一緒にしている仲良しの友人達です。

まさか、この仕事を25年も続けるとは思っていなかったけど
気が付いたら25年も経っていたんですね。。

祝い膳の初めは、

わらび・こごみ・ぜんまい・カイワレの和え物。
春~初夏を感じるさせる季節のお野菜達の協演です。

海老とたたみいわしの唐揚げ、ヤングコーン、ミョウガ、
手前には、ぶんたんでできた蝶々がとまっていますよ。

綺麗な京言葉で説明して下さる仲居さん。

青紅葉は本物で、食べたらあきまへんえ。(^-^)

へぇ~おおきに。思わずこちらも京都弁で返してしまいそう。

 まぐろと甘鯛のおつくりも新鮮で美味しかったです。

鱧の柳川鍋。
あったか、ほっこり柳川鍋。

体も心もあったまって、思い出話に花が咲きます。

私達って、どんな風にして知り合ったんやったっけ。。

もう、二十年程も前の事なので。。
なんとなく、なんとなくは、覚えているけれど、
はっきりした記憶は、皆ありません。

でも、出会えてほんとよかったです。
人の縁ってなんか不思議なものですよね。

さて、焼き物は太刀魚。
皮は香ばしく身は柔らかくて美味しい焼き魚でした。

 炙りの貝柱にネギ味噌。

このメニューは六月のメニューで、この日が初めてという事。
仲居さんも気になる様子で、いかがでしたか。。と聞かれます。

炙りのホタテは絶品
とっても美味しかったです。
でも、それだけにネギ味噌がちょっと多すぎるかな。
十分にホタテは美味しいので、
ネギ味噌はほんの香りづけだけでもいいかも。。

皆が感じたことが同じだったので、仲居さんは、

調理場に言うて、参考にさせてもらいます。。と。

なんか偉そうなこと言ってしまったかな。。と思ったけど、
私達の思いが、ちょっとでもお役にたつなら。。
それに、あの仲居さんなら、きっと
うまく調理場にも伝えて下さるでしょう。

 蛸とモズクの酢の物、

 豆ごはんと香の物と赤だしとお料理は続き、

最後は、和菓子とお抹茶です。

像彦の銘々皿、菊黒の上に乗っているのは
紫陽花の花びら様に包まれたお干菓子です。

紫陽花の季節に粋な計らいですね~。素敵~。

お抹茶と一緒に頂いて、ほっこり。

25年の記念を、素敵な料亭さんで祝ってもらって嬉しいです。
本当に、ありがとうございました。

お互いに、ぐちを聞いたり、励ましたり、
そんな仲間がいなかったら。。
一人だったら。。きっともう辞めていただろうな。。

今は、あと少なくとも3年位、主人の定年までは
私も頑張ろうと思っています。

いや。。元気だったら、もう少し続けるかも。。
私の仕事には定年がないので、
自分の体力や頭と相談して引き際を決めなくっちゃね。

 

さて、帰り道、この間花見小路のリゴレットへ行った時に寄った
キャンデーショータイムで、

祇園 花見小路リゴレット

また、飴を買って帰りました。

あの時買ったレモンスカッシュがすっごく美味しくて、
友人達にも勧めたら、皆買ってましたよ。

私は、今回はレモンスカッシュとフルーツミックスキャンディも。

昔の飴っぽいのに、味は今風の美味しさで。。
そのギャップがとっても楽しい飴ですよ。

 

 

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