しばらくドイツクリスマスマーケットの話から
離れてしまいました。
これから、また、2018年に行った
ドイツクリスマスマーケットの話の続きです。
間に日常日記の日もはさみながらの旅行記になりますが、
また旅行記にお付き合いください。
2018年クリスマスマーケット7ニュルンベルグケーニヒ通り
の続きです。
2018年12月13日
ニュルンベルク
ドイツ三大クリスマスマーケット
ドイツでもっとも大切にされている年間行事は
クリスマスです。
12月25日のクリスマスのクライマックスに向かう
4週間をアドベント(待降節)と言いますが、
このアドベント中、ドイツの多くの街の広場にクリスマス市が立ち、
クリスマスグッズやお菓子などを売る屋台が並びます。
ドイツのクリスマスマーケットは、毎年約150か所で開催されるそうで、
マーケットは20軒のものもあれば、300軒も並ぶものもあるそうです。
ドイツでとくに観光客に人気なのがドレスデン(世界最古)、
シュトットガルト(世界最大)、ニュルンベルク(世界一有名)
のドイツ三大クリスマスマーケットなんですって。
世界最古も世界最大も分かりやすいけど、
ニュルンベルクの世界一有名は、
何が有名なんだろうと思ってしまいますよね。
ニュルンベルクのクリスマスマーケット
クリスマスマーケットはドイツ語で
ヴァイナハツマルクト(Weihnachtsmarkt)といいます。
ニュルンベルクのクリスマスは、他と違って
クリストキントレスマルクト(Christkindlesmarkt)と呼ばれ、
クリストキント (生誕したてのイエス・キリスト)が開幕宣言をして
マーケットがスタートするんですよ。
普通、クリスマスにプレゼントを持ってくるのはサンタクロースですよね。
でも、ここニュルンベルクでは、クリスマスプレゼントを持ってくるのは、
サンタクロースではなくクリスト・キントなのです。
クリストキントがクリスマスプレゼントを運ぶの。。
そんなところがあるんだ。。ってびっくりですよね。
クリストキントは、ニュルンベルクだけでなく、
ドイツ南部やオーストリア、スイス、ハンガリーなどにも
伝わるクリスマスの天使なのだそうです。
今年のクリストキント
クリストキントは、生誕したてのイエス・キリストですが
赤ちゃんは無理なので、若くて美しい女の子を
クリストキントに見立てるそうです。
ニュルンベルクでは、2年に一度、16歳~19歳の女の子の中から
クリストキントが選ばれます。
クリストキントはクリスマスマーケットのシンボルであり、
人々の憧れです。
金髪の巻き髪に黄金の冠をかぶった天使の姿になり、
開幕宣言をします。
今年のキリストキントはこちらのお嬢さん。
可愛いくてチャーミングですよね~。
クリストキントのブロマイドが街や観光客に配られ、
一躍時の有名人。
2年間の任期中には、町の公式行事に出席したり、
ボランティア活動も行うそうです。
こういうクリストキントのイベントで
ニュルンベルクのクリスマスマーケットは
有名なのですね。
メイン会場の中央広場
メイン会場は旧市街にある「中央広場」
フラウエン教会の前に広がる広場です。
ラッキーなら、クリストキントの天使に出会えることも
あるそうですが、残念ながら私達は会えませんでした。
こちらは、ゴシック様式の教会フラウエン教会です。
真ん中に見えているのは、仕掛け時計ですよ。
正午になると、音楽に合わせて人形たちが踊るそうですが
それは後のお楽しみですね~。
ニュルンベルクの屋台の屋根は、赤と白のストライプ柄。
どの屋台もこれだけは一緒です。
ニュルンベルクは昔からおもちゃの製造・販売が盛んな
おもちゃの町だったらしく、可愛いおもちゃもいっぱい
売られていますよ。
フラウエン教会をバックに立つ約180もの屋台、
さて、ここからは、フリータイムの始まりですが、
どこから周ろうかと迷ってしまいます。
仕掛け時計
鐘が鳴り、皆がフラウエン教会の上の方を見だしました。
あ~、そうか、もう、12時なんですね。
フラウエン教会では、毎日1回だけお昼の12時の鐘と共に
仕掛け時計が動きます。
“走る小人”という名の仕掛け時計で、音楽と共に、
おもちゃの町らしく、ラッパを吹く音楽隊や
踊る官女が、くるくると王様の回りを回ります。
ま、正直言ってそれだけの事なんですけどね。
あっという間に元通り。
ローテンブルクの仕掛け時計と同じような
ものかな~。ローテンブルグ仕掛け時計
グリューワイン
さて、まずはグリューワインから。
お昼からワインなんて、海外旅行の醍醐味ですね。
赤ワインに香辛料やオレンジ、レモンなどをを入れた
温かいグリューワインを飲みながらクリスマスマーケットを
まわるのが楽しいのですよ。。
クリスマスマーケットでグリューワインを飲むと、
ワインのマグカップがついてきます。
マグカップを返却するとデポジット分のお金が返ってきますが
私達は、全部お持ち帰りする予定です~。
ニュルンブルクのこのマグカップも可愛いですね~。
でも、ニュルンブルクで、マグカップに名前を入れてくれる
という情報を聞いていたので、探してみたら。。
ありましたよ、ありました~。
お姉さんが、可愛いくつ型のマグカップに
名前と年号を書いてくれます。
これでニュルンベルクのマグカップは4つ。。
また、思い出の分だけ重くなりましたね。。
クリッぺ
ニュルンベルクにもクリッぺがありましたよ。
クリッペ“Krippe”は、キリスト生誕の場面を模した人形のことで、
ドイツのクリスマスには欠かせない芸術品です。
クリスマスシーズンになると、自宅でもクリッペを
室内に飾るそうですよ。
キリストの生誕の場面を表現した「クリッペ」
ニュルンベルクのソーセージ
そして、お腹も空いてきたのでニュルンベルクのソーセージを。
ニュルンベルクの名物ソーセージですよ。
お店も可愛い~。
ドイツといえば、お皿にド~ンと乗った大きいソーセージを
思い浮かべますが、ニュルンベルクのソーセージは小ぶりなのが特徴。
パンと同じくらいの小さなウィンナーをお兄さんが焼き、
お姉さんがウィンナーを3本パンにはさんでくれます。
これが、クリストキントレスマルクトの定番
ドライ・イム・ヴェックラと言われるバーガーです。
ちょっとハーブの香りのする皮はぱりぱり
中はジューシーなウィンナー。
セルフのケッチャプとマスタードがあるのに気づかず、
そのまま私達が食べていると、
同じツァーの親子さんにばったり。
ケッチャプとマスタードをつけて食べてられます。。
え。。ケッチャプとマスタードってあったんですか。。?
って聞いたら、日本から持ってきているとか。。
どうぞって、私達にもつけて下さいました。
やっぱり、日本人にはこの方が合う~。
なるほど。。携帯用のケッチャプとマスタードあればいいですね。
そういえば以前ドイツに行った時、レストランで
ケチャップとマスタードありますか。。って聞いて出してもらったっけ。。
海外旅行に、お醤油を持って行くというのはよく聞くけれど、
(私達も実際に持っていたこともありますが。)
これもありですよね。
12月ドイツクリスマスマーケット9ニュルンベルグピラミッド
に続きます。
2018年12月 ドイツ・クリスマスマーケット旅程
ドイツクリスマスマーケット1フランクフルトへ
ドイツクリスマスマーケット2フランクフルト・レーマ広場
ドイツクリスマスマーケット3フランクフルトマイン川・大聖堂
ドイツクリスマスマーケット4フランクフルトフリータイム
ドイツクリスマスマーケット5フランクフルトフリータイム~ホテル
ドイツクリスマスマーケット6ニュルンベルクへ
ドイツクリスマスマーケット7ニュルンベルグケーニヒ通り
ドイツクリスマスマーケット8ニュルンベルグクリスマスマーケット
ドイツクリスマスマーケット9ニュルンベルグピラミッド
ドイツクリスマスマーケット10ニュルンベルグ大聖堂
ドイツクリスマスマーケット11ニュルンベルグ職人広場
ドイツクリスマスマーケット12ニュルンブルク~ローテンブルグへ
ドイツクリスマスマーケット13ホテルからマルクト広場へ
ドイツクリスマスマーケット14ローテンブルグ・マルクト広場
ドイツクリスマスマーケット15ローテンブルグ・プレンライン
ドイツクリスマスマーケット16ローテンブルグクリスマスマーケット1
ドイツクリスマスマーケット17ローテンブルグクリスマスマーケット2
ドイツクリスマスマーケット18ローテンブルグ レストラン
ドイツクリスマスマーケット19ヴィース教会へ
ドイツクリスマスマーケット20ヴィース教会
ドイツクリスマスマーケット21ノイシュバンシュタイン
ドイツクリスマスマーケット22ホーエンシュヴァンガウ城
ドイツクリスマスマーケット23バイエルン博物館とアクシデント
ドイツクリスマスマーケット24ミュンヘンクリスマスマーケット1
ドイツクリスマスマーケット25ミュンクリスマスマーケット2
ドイツクリスマスマーケット26テディベアシュタイブ博物館
ドイツクリスマスマーケット27ギーンゲンの街
ドイツクリスマスマーケット28ウルム市庁舎とすずめ
ドイツクリスマスマーケット29ウルム大聖堂
ドイツクリスマスマーケット30ウルムクリスマスマーケット
ドイツクリスマスマーケット31ウルム 漁師の一角
クリスマスマーケット32シュトゥットガルトクリスマスマーケット1
クリスマスマーケット33シュトゥットガルトクリスマスマーケット2
クリスマスマーケット34シュトットガルトクリスマスマーケット3
クリスマスマーケット35フランクフルトから日本へ帰国
クリスマスマーケット36 お土産と思い出の品
いつもご訪問ありがとうございます。
たんぽぽのお花を
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主人や家族と行った海外旅行や国内旅行の思い出を
忘れない様に残しておきたいと記録に綴っています。
また、これから行かれる方の参考に
少しでもなったらいいかなとも。。
ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。