代受苦(だいじゅく)
あなたの代わりに苦しみを受けてくれた人がいる。
定命(じょうみょう)
人の寿命は、生まれる前から決められている。
東日本大震災で行方不明になった家族を諦め切れない家族に対して、瀬戸内寂聴さんが素晴らしいアドバイスをしていらっしゃいました。
日にちから言って、生存していることは、不可能だと思われます。
もし生きて出て来たら、笑い話にすれば良いから、区切りをつけて、極楽に送ってあげましょう。と言うようなニュアンスの温かい励ましのお言葉でした。
亡くなった人を思う気持ちが強いほど、泣き崩れて立ち上がれないものです。
もうみんな十分に頑張っているのだから、がんばってなどと言わなくても良いともおっしゃいました。
先日同窓会がありました。
早くに父親を亡くした同級生が三人います。
一人は消防士で殉職。彼が10才だったそうです。
13才が二人。
彼のお父様は交通事故。
私の父は病気。
みんな人一倍頑張って生きて来ました。