夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

五月の富士山麓

2015-05-06 22:52:34 | 日記・エッセイ・コラム

 

 

                シャクナゲ

真紅の石楠花の花

数年前の庭の天地返しの時に、移植しました。

それから元気がなくなってしまいましたので、再度移植したところ、今年また数年ぶりに、

蕾をつけてくれました!

手塩にかけて再生すると、良かったなぁと、我が子の病気が治った時のように嬉しいです!

今朝の裏庭からの富士山

我が家の畑からの富士山

 

野生の藤に絡まれている大きな杉の樹

私は、野生の藤を見るといつも

絡まれている樹

絡まなければ成長出来ない樹

両方の樹の気持ちを考えます。

人間にも当てはまると思うのです‥…

野生の藤

 

畑の小手毬越しの富士山

畑の小手毬は、切り詰めないで、伸び伸びと剪定したところ、見事な小手毬の畑になりました。

 

 

 

 

 

向かいの茶原です。

整然と整えられています。

以前マレーシアのキャメロンハイランドの茶畑を見学したことがありますが、

同じ茶畑でも、日本とは全く異なっていました。

刈り取りや、集荷等全て人力に頼っていました。

一言で表現すると、半世紀以上前の日本のお茶畑のようでした。

お茶刈りのハサミは、静岡県製の物が使われていました。

 

静岡県では、最近は乗用のお茶刈り機械が主流です。

機械化が進んだために、畝の幅や茶の木の高さが揃っています。

一年間に数日間しか使用しない機械やお茶工場の経済的負担は、茶農家にとって重いものになっています。

美しく整えられた茶原からも日本の農業の不安感が読み取れます。