昭和22年2月22日 承子 当歳
2022年2月22日(火)は、2が6つも並ぶ日として、猫の日として
話題になっています。
昭和22年2月22日は、私の姉 承子の命日です。
第二次世界大戦後、程なく生を受けたのですが、
戦後の物の不足していた時代。
御産婆さんの使用した脱脂綿の黴菌に感染して生後数日で亡くなってしまいました。
近所で同じ頃に生まれてきた赤ちゃん数人も亡くなったそうです。
お産そのものは安産だったのに、産後 臍の緒からの感染防止の為に使った脱脂綿で感染するなんて…
今ならば医療事故で大騒ぎしますが、当時は良くあったようです…
男家系
もし姉が生きていたらと何時も思います。
私は、兄弟は兄三人。姉妹無し。
息子も三人。娘無し。
孫も八人中六人が男の子です。
男の子を欲しがっている家には羨ましがられますが、
やっぱり女もいないとね~
子供の頃
Г私にもお姉さんがいたらなぁ~」と言う私に
母は「女の子は親のお葬式で泣くのに、一人いれば良いからそんなに沢山要らない。」
とつれない返事。
母は三女で、下には、四女の妹。
父は、私のことをГ材料の残りで作ったけど、出来が良いよ!と親戚のおばさんに話していたそうです。
大人になって考えてみると、もし承子姉さんが生後直ぐに亡くならなかったら、
私はこの世に生まれて来なかったと思っています。
私の第一子には、ショウちゃんと同じ音の名前を付けました。
死んだ子の年を数えると言いますが、
私の承子姉さんは生きていれば今年75才。
先日亡くなった西郷輝彦さんと同い年です…
承子姉さんもやりたいことも色々有ったと思います。
お姉さんの代わりに頂いた私の命です。
残りの人生。
せめて一隅を照らすことが出来ますように