イルカの味噌煮
この冬初めてのイルカの味噌煮
昨年末近所に出来たスーパーマーケットの鮮魚コーナーに、【イルカ】が並んでいました。
スーバーマーケットでイルカを見掛けること自体が珍しいので、購入して
懐かしい郷土料理「イルカの味噌煮」を作ってみました。
材料
イルカ
調理中に多少臭いが気になるので、良く水洗いして水気をしっかり切ります。
脂身の部分。黒いのが皮。
牛蒡
茹でてあく抜きをします。
人参、ネギ、など冬野菜。
他にあれば、大根、コンニャク。
イルカの脂身で牛蒡、人参、イルカを炒める。臭いを消すために酒家大さじ2を加える。
調味料
酒 大さじ2
砂糖 大さじ1
水 180ml
味噌 大さじ1
ある程度炒めてイルカの色が変わったら、さとうと水を入れて煮る。
野菜が柔らかくなったら、味噌大さじ1を入れる。
右側の丸い道具。
味噌専用の計量スプーンです。
先端の大きい丸が大さじ1
小さい丸が小さじ1になっている優れ物です。
みそケースから直接鍋に入れてかき混ぜる事が出来るのでキッチリ測れます。
ネギ
根深の青い部分も使います。
最後にネギを加えてひと煮立ちしたら完成。
イルカを食べることについて
クジラや イルカは終戦後の食糧難時代には日本の大切なタンパク源でした。
イルカは
私が子供の頃、今から60年程前には、静岡県東部地区では、ごく普通に食べられていました。
刺し身や牛肉どころか、卵でさえも滅多に食べられない時代ですから、イルカの味噌煮なんて御ご馳走の部類です。
貴重なたんぱく源のイルカ。
寒い冬に身体が温まり、一緒に煮込んだ冬野菜が美味しかった懐かしい思い出のおかずです。