夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

夫、新幹線内で突然倒れ救急搬送され緊急入院

2023-02-16 22:07:47 | 日記・エッセイ・コラム

昨日2023年2月15日(水曜日)

午前7時45分頃、二人でこだま下り701号  12号車18番D E

の指定席に座っていて、

静岡駅でひかり501号に乗り換えようと立ち上がった時に、夫が

突然意識を失って出口付近の方で倒れてしまったようです。

私もあまりにも突然なので、パニック状態に陥ってしまって、どういう状況で何があったのか覚えてもいませんし、

事の重大さを暫く理解できませんでした。私が見た時に

夫は、全然意識がなくて返答も全くしないし、顔色もひどく悪く、身体も冷たくて、正直私も夫の死を覚悟しました。

必死になって夫の名前を呼び続け、周りの人に「救急車を呼んで」と大声を出していたのを覚えています。

 

     皆様本当にありがとうございました

幸いなことに朝早い通勤時間帯と言うこともあり、

乗客の中に二名の医師や看護婦さんを始め多くの医療関係者の方々がいらして、

直ぐに駆け付けて、適切な処置をして下さったようで、

夫はホームでぼんやりとですが、少しずつ意識を取り戻していました。

その頃には私も少しは自分を取り戻して、ホームに流れる駅員さんの

「只今、列車内で急病人が発生しましたので、列車の発車が遅れています。」と言う放送も聞き取れました。

皆様の朝の貴重なお時間、お急ぎのところご迷惑をお掛けして本当に申し訳ございませんでした。

「医療関係者の方々で、お乗りの方いらっしゃいませんか」と言う駅員さんの呼びかけに応えて駆け付けて手助けして下さった皆様を乗せて

 こだま下り701号は 程なくして発車しました。

  皆様本当にありがとうございました。

切符の返金とか駅員さんにもとても親切に対応して頂きました。

 

 駅員さんに付き添って貰い、既に待機していた救急車に着くと、

今度は救急救命士の方が適切に対応して下さいました。

聞けば、

列車内で駆け付けて下さった医師が救急車迄付き添って下さって、救急救命士の方に引き継いで下さったそうです。

皆様の お名前も伺えず、お礼も出来ませんでしたが本当にありがとうございました。

 

  夫は血圧が上85とかなり下がっていましたが、「寒い寒い」と口にしていましたので、少しは安心しました。

 

    大腸憩室出血

救急車で搬送された病院で数々の検査の結果、大腸憩室数個から出血。

貧血状態になって倒れたようです。

 私は、突然の出来事で、立っているのも辛く、フラフラしていましたので、

私まで倒れると困ると思い息子の車の中で休んでいました。

今朝七時前に新富士駅迄送ってくれたのに、

一時間もしない内にまた静岡の病院迄急遽駆け付けて

くれた息子が説明を受けました。

その息子の、一歳になった八番目の孫息子が体調不良で昨日から検査入院中。

息子家族も大変です。

 

    相談の上、夫は富士市の自宅近くの病院に緊急入院しました。

再出血すると、輸血。

最低一週間絶食。コロナ感染症対策で面会謝絶。

絶対安静。

二十四時間持続点滴。

内視鏡検査は出血が治まってからとか...

色々検査すると、胆のうに胆石。

腎臓機能の低下。

あちらこちら悪い所が出て来て驚きました。

夫は肺癌の手術から二年半経過したのですが、

今度は大腸。

(義父も大腸がんで60歳の厄年の2月4日鬼籍に入りました。)

 

息子「今日はなんて日なんだ。」

私「生きていれば色々なことがあるよ」

 

まだ冷静さを取り戻していないので、

脈絡のない文章になっていますが、

取り急ぎ

新幹線のこだまでの夫の緊急事態にお世話になったお礼と

お騒がせしたお詫びをしたくて書きました。

2023年2月16日(木曜日)朝八時頃  自宅リビングルームから撮影。

昨日の霙交じりの氷雨の後で、富士山はお化粧直し。

  思案中