指定席
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ANAハローツワー ロマンティック街道とゆったりスイスこだわりの旅で出会った男
私にとっては、初めてのヨーロッパ旅行。
成田空港からドイツのフランクフルト空港
心臓の手術後初めての長旅なので、私の体調を考慮してエコノミークラスよりも、
少しだけ運賃の高いプレミアムエコノミークラスを選択。
私たち夫婦以外の乗客も皆指定された席に着席して離陸を待っていました。
その時に、まるでそうすることが当たり前のことの様に、
一人の男性が何処からかやって来て、
プレミアムエコノミークラスの空席に席を陣取り、
履いていた靴迄脱いで袋に入れ、機内持ち込みの手荷物と一緒に頭上の棚に入れました。
あまりにも平然としているので、駆け込み搭乗かなとも思いましたが、
空席を探している様子が指定席を探しているのでは無くて、空いている席を探している様子。
「着ている洋服もスーツだし、急ぎの海外出張かも」と思いましたが何か様子が変。
「シートベルトを締めて下さい」との案内の後で、
キャビンアテンダントが件の男性の所にやって来て、
「エコノミークラスの席に戻る様に」と指示していました。
男は仕方なく頭上の荷物を持って、すごすごと立ち去りました。
「鉄道だけでなく、飛行機でも、こういう事やる人いるんだね」
「アジアの近隣の国々や格安航空ならば兎も角、ANAのヨーロッパ行きの飛行機で、信じられない．．．」
「多分常習犯だよね．．．」
「会社の恥」
「情けない．．．」
今日の富士山
2024年9月26日（木曜日）
自宅勝手口から撮影。