ブロークン エマージェンシイ ブロークン エマージェンシイ
大型客船MSCメラビリア
海側 バルコニー付きの部屋
白い板は隣の部屋との仕切り板です。
1月24日(木)現地時間午後6時
スペインバルセロナから、フランスマルセイユに向けて、出港しました。
ところがその晩は風雨が酷くて船は凄く揺れました。
私たち夫婦は疲れていたので、早々に寝床に入って横になっていると
ドーンと大きな音がしてから、ガタンガタンと硝子の窓に当たっている音がして寝られたものではありません。
風雨の中ベランダに出て 見ると、隣の部屋との仕切り板が外れてビラビラと宙に舞っています。
仕方無くケビンが着替えて12階の部屋から5階のフロント迄緊急事態の報告に行ってくれました。
私が経験したフロントの女性の態度は何時も横柄で、えばりくさっている様に思えました。
イタリア語で対応しているようでしたが、親切心の欠片も無い人でした。
案の定ケビンにも並べとか順番とか命令したようなのですが、
そこはイタリア語が話せない強み!?
ブロークン。
エマージェンシイ。と英語且つ大きな声で叫んで、『部屋のベランダの扉が壊れて窓ガラスに当たっている』と
連絡がつきました。
暫くすると営繕担当のアジア系の従業員が部屋にやって来て、嵐の中ベランダに出て
扉の蝶番を直して帰って行きました。
目に余る人種差別
正直もう二度と大型客船MSCメラビリア号には乗りたくありません。
下働きをしている人々はほとんど有色人種です。
プールやトイレ等の掃除。
メイド。雑用係。食事の配膳等。
スパの女性達も、働いているのはフィリピンやベトナム、タイ等アジア系の若い女性。
受付や物品販売は、派手な化粧の白人女性。
この白人女性たちの態度が悪くて、『若い娘さんたちをいじめるんじゃないよ!!同じ人間なのに、何えばってんのよ!」と
叱ってやりたい位でした。が残念ながら私、海外旅行で相手を叱る程の英語力は持ち合わせていません..
次のスパの時に日本から持って行ったお菓子をあげて、みんなで仲良く食べてねと励ます位しか出来ませんでした。
レストランで働いている男性も、インドネシアとか、ペルー、とか言っていました。
本格的な海外のクルーズ旅行は、
シンガポールからマレーシアへのスーパースターバーゴ
エーゲ海アドレア海のコスタ
そして今回の地中海のMSCメラビリアしか経験していませんが、
人数が多すぎるので食事も席が少なくて、
ガチャガチャと落ち着かなくて、
船のあちらこちら絶対に通らなくてはいけない場所が煙草臭くて、
5、6、7階が吹き抜けになっている構造上、直接メインダイニングに行けなくて
食事の席と席との間が狭くて、ゆっくり食事も出来ませんでした。
バーとか喫煙所とか無駄なスペースは異常に広くて、
高価なワイン等の飾ってある通路等も無駄に大きくて長い。
みんなが楽しく船旅を過ごすと言うよりも、金儲けの為の船のように思えました。
北海道から新潟港迄の国内のフェリーの特等室の方がよっぽど良かったと思いました!
新造船と言うので、まさか部屋と部屋の境の板が外れるなんて夢にも思っていませんでした。
私たちの部屋以外にも境の扉が壊れた部屋があったようです…
もし壊れた扉で部屋の窓ガラスが割れて
最悪の事態になったらなんて想像したくもありませんが、荷物が水浸しになる位覚悟しておいた方が良いのでしょうか?
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