埼玉県で起きた小学校四年生男児(9才)が、同居する義父(32才無職)に絞殺されて、自宅近くの
物置に放置された事件の報道。
母親(42才、教員)と、息子、義父の家庭生活を考えると、
亡くなった児童の寂しさや、無念さが偲ばれて涙が出て来ます………
教員ならば、大学で、学校教育だけでなく、家庭教育の重要性、
児童心理や青年心理などの心理学も学習したことと思います。
42才ならば、新米教師ではなくて中堅。
所謂プロです!
自分の一番近くにいる二人の男子の心理状態に気が付かなかったのでしょうか?
愛する一人息子を失った女性に鞭打つようですが、
ある日突然起きた殺人事件ではないと思えるのです。
32才で無職の義父。
母親の稼ぎをあてにしているヒモのような義父。
そんな男に失望して、常にイライラして、心の中で彼を軽蔑していたのは、母親だった?と思えてならないのです。
職場でストレス。自宅でもっと酷いストレス。
『なんでなの?こんな筈ではなかった!息子だけは、私の思い通りの男に教育して、私の理想を叶えて見せる。』
『おとうさんみたいな男になっちゃあ駄目よ~、アナタは私の希望の星☆』
と小さな息子と大きな息子…
二人の男の間で苦しんでいたのではないでしょうか?
9才にもなれば、賢い子供ならば、実母と義父、二人の心情も理解して、
母親の望み通り、下校後直ぐに英会話の塾に行く方が、
プータローの義父と一緒に自宅にいるよりもマシ!!
実母よりも10才も年下の不甲斐ない若い義父と一緒に暮らしながらも彼ら夫婦の実情を逐一観察し、子供心にも、
『こんな男のようにはなりたくない』
と反抗的な気持ちを持っても不思議ではありません!
昔は、夫婦にとって、
子は鎹 (かすがい)と言いましたが、
今は、子は邪魔者みたいな男女が多すぎます!!
子供は親を選べません。
親に依る虐待や、育児放棄。など悲しい事件。
昔は尊属殺人は少なかったのですが、近頃では、年老いた親を手にかける
家庭内の人間関係が原因の殺人事件のニュースが連日のように報道されます……
子供叱るな来た道じゃ
年寄り笑うな行く道じゃ
被害者の御冥福を心よりお祈り致します。
私も全く同じ気持ちで胸を痛めております
義父には侮蔑の言葉さえ腹立たしくて…
その気持ちは母親に対しても変わらない位
怒りが抑えきれないです
どうしてこんなにも次々と幼い子供たちが犠牲になるのでしょう