四つ溝柿の晒し柿
これは炭酸ガスで渋抜きした晒し柿
近所のスーパーで、8個で500円。
2024年11月2日(土曜日)
富士市内自宅にて撮影。
四つ溝柿の晒し柿
四つ溝柿は渋柿です。
溝が四つ有るので四つ溝柿と呼ばれています。
渋抜きをしないと食べられないので、昔は五右衛門風呂のお風呂の残り湯に一晩漬けて渋を抜いて食べました。
私が好きなのは『湯抜きの晒し柿』ですが、見た目の美しさや痛みの速さ等で
今は、お風呂の残り湯で渋を抜いて食べる『湯抜き』は店頭では殆ど見掛けなくなりました。
代わりに焼酎を使ったアルコール抜きや炭酸ガスを使ったガス抜きの晒し柿が主流のようです。
四つ溝柿の晒し柿は、
私の故郷静岡県東部地区の名産品です。
私が子供の頃は、空き地や野原の蓼を採って来て、渋柿と水、塩をビニール袋に入れて、
皆が入った後の残り湯に入れて、追い焚きをして一晩放置して渋抜きをしました。
小学生の頃祖母と一緒に野原に自生している桃色の蓼の花を摘んだこと。
一晩お風呂に浸かった渋柿が、朱色の美しい柿の実に変化していたこと等々懐かしく思い出します。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます