先日知人が亡くなりました。
その会葬御礼を書かせて頂きます。
「私を信じる者は死んでも生きるのです」 キリストのことば
本日はご多忙のところ愛する亡夫OO68才の告別式にご会葬頂きまして、誠に有難うございます。
入院中には皆様からのお祈りとお見舞い、またお支えを頂きまして心より感謝申し上げます。
故人は長年透析治療を受けながらも、最後まで弁護士生活を全うすることができました。九年前にイエス・キリストに出会うことによって自分が探し求めていた心のよりどころが与えられ、その後は毎週日曜日に○○○チャペルで主を礼拝しながら平安と感謝の日々を送っておりました。
今、病から解放され、父の家で復活の朝まで安らかに眠っております。
ここに生前のご厚情を心より感謝し主イエスの恵が皆様と共にありますことをお祈り申し上げます。 (奥様の名前)
私は病院でお会いした時の先生の穏やかな微笑みを思い返しながらも、
その病の苦しみの深さに涙が止まりませんでした。
おそらく生前に先生が文章を作成なさったのでしょう。
葬儀の会葬御礼状なのに、簡潔に人生を表現しています。
三浦綾子、遠藤周作などの文学と同じような感動を受けました。
散りぬべき
時知りてこそ
世の中の
花も花なり
人も人なれ 細川ガラシャ辞世の句