夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

初秋の富士山麓の一日

2013-09-17 21:44:24 | 日記・エッセイ・コラム

09170夜明けの富士山

009170朝七時過ぎの富士山

9170午前十一時過ぎの富士山

空気が澄んでいるので、山頂の測候所跡がはっきりと見えます。

山頂付近から白い川が流れているように見えるのが、何と登山者の使用したトイレットペーパーなのだそうです?

白い筋が山頂付近からずっと下の方まで繋がっていますね…

富士山の環境汚染。トイレの問題。登山者の規制。

早急に解決しないといけない問題だと思います。

五合目のトイレでさえも、汚物を下に運ぶのに百円の協力金をお願いしますと札に書いてあっても、去年私が使用した時に並んでいた女性の中で、百円入れたのは、私一人だけでした。

91700昼過ぎ雲が遊びに来ました。

009070夕方の富士山。

夕陽を浴びて、淡い赤に染まっています。

今日も早朝から夕方まで一日中カメラマンがひっきりなしに訪れて、エンジンをかけたまま道路に車を停めたり、勝手に人の畑に入ったりしてシャッターを切っていました。

富士山麓で生活している人間と観光客の共生も大切な問題だと思います。

おもてなししたくても、毎日朝早くから騒々しくされては、迷惑以外の何物でもありません。

駐車場問題も一日も早い対策をお願いしたいと思います。

富士山麓は、本格的な秋になりました。

毎年律儀に同じ空き地で咲く彼岸花。

久しぶりに訪ねたら、もうこんなに沢山咲いていました。

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台風通過後の富士山

2013-09-16 22:54:04 | 日記・エッセイ・コラム

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20130916

台風通過後の富士山。

空気が洗われて、山頂付近がくっきり見えています。

古の人が見ていた富士山はこんな風に澄んだ空に、はっきりとした姿だったのではないかと思います。

夕方の一番星もとても綺麗に光っていました。

今夜は月も一際明るく見えます。

台風は恐ろしくて甚大な被害に、どうしても好きにはなれませんが、

全ての汚れを吹き飛ばす不思議な力を持っていると思います。

風神、雷神。水神。

神として崇められるのも理解出来るような気がします。


歌舞伎座九月花形歌舞伎鑑賞

2013-09-15 23:32:22 | 日記・エッセイ・コラム

九月十三日の金曜日に、歌舞伎座九月花形歌舞伎

新作歌舞伎陰陽師滝夜叉姫を鑑賞しました。

夢枕 獏作

配役が豪華です。

安倍晴明  市川染五郎

平将門      市川海老蔵

俵藤太      尾上松緑

源博雅      中村勘九郎

桔梗の前   中村七之助

滝夜叉姫    尾上菊之助

興世王        片岡愛之助

夜の部を通して、新作歌舞伎を上演しました。

現代歌舞伎界を背負って行く若手の勢揃いの力作です。

私は子供の頃から、文学や、歴史地理など、が好きで古典文学なども沢山読みました。国文学も専攻しました。

残念ながら勉強した学問は殆ど社会に還元出来ていません。

社会福祉や、建築など人の役に立つ実践的な学問を勉強した方が良かったのではないかと思う時もありました。

さて歌舞伎ですが、別に歌舞伎を見なくても、人生は過ごせますね…

しかしながら、一度本格的な歌舞伎を見たら、もう人生に歌舞伎がないと物足りないような気持ちになるのです!

テレビドラマの歴史物に何千万かけたなどと言っても、原作と違って脚本され過ぎていて、数回見ると、見る気がしません。

台詞もろくに覚えていないような、流行りのイケメン俳優や、女優などを、使い回しているように見えて、飽きてしまいます。

もう少し、勉強した方が良いのになどと思います。言葉使いなどがおかしいと、原作のイメージが壊れてしまいます。

歌舞伎は全ての点で、品格が全然違います。

役者の発声から、仕草。立ち居振る舞い。

舞台の隅々まで神経の行き届いた奥深さが、客席まで伝わって来ます。

裏方さんの機敏な熟練した動作。

笛や鼓などの音の美しさ。

客席に座っているだけで、安倍晴明の屋敷にいるような気持ちになれるのです。

正に夢のような空間です。

歌舞伎も文学も、人間に夢と人間らしさを与えてくれる、間なのでしょう!


老人ですか?

2013-09-11 22:03:37 | 日記・エッセイ・コラム

908


20130908


三番目の孫娘がチアガールの発表会に参加している間六番目の孫の子守をしているケビン。

もうじき敬老の日がやって来ます。

遂に我が家にも老人が一人誕生しました!

ケビンが満65才になったからです。

ご覧の通りがっしりした体型。長年の栄養管理が功を奏して標準体型を維持しています。

勿論健康そのものです。血液検査でも全く異常がありません。

接待ゴルフでもそれなりの数字をキープしているようです。

時間を作っては、自転車で20キロメートル走って、トレーニングしているそうです。

毎朝五時半に出勤します。週四回はゴミ出しもしてくれます。

夕方五時半に帰宅後夕食の支度もしてくれます。

私の入浴介助もしてくれます。

私が病気になってから、庭の手入れ、家の掃除、町内会の行事。

孫たちの保育園や学童保育へのお迎えなど全てケビンが一人でこなしています。

畑の草花や作物の管理も全部。本当に頭が下がります!

今のケビンを形容するのに、老人と言う単語は相応しくないと思います。

    先日孫が四人いる幼なじみと電話で話ました。

二人ともお婆ちゃんだけど、気持ちは中学生の乙女になって話しています。

新聞に六十代の女性が老婆ひったくりの被害に遭うと載ったのが、お財布を盗られた事よりもショックだったと言う投書があった。と教えてくれました。

老婆とか、老女とか嫌なかんじ!(感じと、漢字)


見えて来るもの

2013-09-10 22:58:47 | 日記・エッセイ・コラム

0906セニアカーで秋の村山古道を散歩

095木洩れ日の中を進みます

906台風で倒れたまま放置されている倒木の根元に投げ捨てられたペットボトルが見えます。

 

0909下草も刈られて、良く手入れがされている林の中にこんな看板が

909

910緑の街道を抜けると、腰を抜かすような光景が00909_2


世界遺産になった富士山も泣いているのではないかと心配になります。