




(今回の女子力イメージ)
※画像はhttp://akb48gazou.com/から
こんにちは。
前回は『親はチアリーダー』という話にしました。
親のアドバイスは『チアリーダーの応援』として受け入れて
『監督の采配』とは違うからクールに聞き分けようということです。
(就活に過干渉な親が多いから、特に注意しよう)
9月は大学3年生の就活スタート月。
親との関係をどうするか?というコトから話をしますね。
■親の理解力
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「うちの子の成績は良くないのでしょうか」。
息子を商学部に通わせる母親(53)が、手渡された成績通知書を見ながら
心配そうに尋ねる。
応対した職員が「平均点よりずっと上ですよ」と説明する。
授業に出ず、単位が取れていないのを隠して都合よく話し、それを親が信じて大学とトラブルになる。
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読売新聞2011.9.1「大学ルネサンス」から。
最近の大学の成績通知について、親は何もわからないということです。
親の世代であれば大学の成績通知というのは
「優、良、可、不可」というアバウトなランキング表示しかイメージできません。
※個人的に私が1980年代後半に在籍した青山学院大学の成績も
「AA(ダブルエー)、A、B、C」という表記でした。
最近は英語科目を中心に
「GPA」という数値評価が導入されているケースも多いです。
■大学のGPA成績評価
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GPA(Grade Point Average、グレード・ポイント・アベレージ)は、各科目の成績から特定の方式によって算出された学生の成績評価値のこと、あるいはその成績評価方式のことをいう。欧米の大学や高校などで一般的に使われており、留学の際など学力を測る指標となる。日本においても、成績評価指標として導入する大学が増えてきている。
※※※※※
(ウィキペディアによる説明)
最近の私立大学では入学時にTOEICのIPテスト(大学単位で申し込めるTOEICテストのこと)を受験させ、その成績順に語学クラスを振り分け、GPAによる厳密な成績評価を課す大学も増えてきました。
「語学(英語)の基礎能力は高いほうがいい」という意味で
親世代よりも厳しく指導されているのが今の大学生です。
■親と子の世代ギャップ「江戸と明治」
親世代の頭の中にある「大学イメージ」が通用するのは
ぎりぎり1990年(平成2年)頃までの大学であろうと思います。
それ以降の大学環境は学びにおいて激変しています。
江戸時代の感覚で、明治以降の世代を認識しようとしたら
当然戸惑いますよね。
一番のギャップは
江戸と明治ではおおよそ「250年の文明の差」があったということ。
「同じ江戸時代の枠で世代が違う」のではなく
「時代の枠そのものが違うのだ」ということです。
■絶対に異なる親との時代感覚を意識しよう。
話が大きくなりますが
日本でもアメリカでも、またヨーロッパやアジア圏でも
2001年以降に社会を新しく形成する世代には
それ以前の親世代とは
「文明ギャップに匹敵する意識の違い」があると言われています。
親と子で就活に関する意識・考え方が違うことに
違和感や罪悪感を感じる「心優しく、おとなしい就活生」も多いようです。
いや、そういうことは無い。
今感じている違和感こそ、次の時代の感覚なのだから
「自分の感覚」に自信を持って突き進んでいこう。
★★女子小学生のブログから★★
この数年、将来モデルになることを目指し、読者モデルで活動している
女子小学生のブログが多くなってきたのでよく見てますが
彼女たちは生まれたときからブログがあった世代なので
ツールを自然に使いこなし、大人の世界に立ち入っています。
無防備な危険も多いと思うのですが
彼女たちの「夢見るチャレンジ精神」を目の当たりにすると
1990年生まれの就活女子は
もっとチャレンジできると思うんだけど?どうかな?
★★★★
平均値を上げて
ポジティブ・クールに自分の夢を輝かせよう。
次回のイメージ

注)イメージ画像はすべてhttp://akb48gazou.com/から
ではまたね。


秋の新学期は夏休みの宿題提出、そして「学校の成績通知」から始まる勉強のシーズンですね。
就職の企業内定は学校の勉強ほど成績評価が直接反映するものではありませんが、やはり最低限の学習能力は問われてきます。
勉強しようということと同時に、「新しい時代の中で夢を実現するのだ」という意識は持っておいたほうがいいと思います~★★
今50代の人たちには大学の「GPA成績評価」もわからないし、大学受験の「AO入試」も(来年度以降は縮小傾向にありますが)なんだかわからないと思います。
とにかく「今の大学生は、自分たちがイメージできる『大学生』ではないようだ」ということを冷静に理解して欲しいんです。
違う世界に生きる子どもたちへ必要なのはエールを送ることだけで充分。
余計な『具体的アドバイス』は時代感覚を間違えたらトラブルになります。
親の意識改革という意図もあって書きました。
(2011.9.1新年度に)
※※※
「同じ江戸時代の枠で世代が違う」のではなく
「時代の枠そのものが違うのだ」ということです。
※※※
たとえば、江戸時代ならば親の経験やアドバイスは有効なんですよ。処世術やら生き方は親子でほとんど変わらない。
江戸と明治の違いになると、『駕籠と蒸気機関車』の違いほど違うんです。
そして最も違うのは『新しい時代の生き方』ということになるよね。
親の価値観からの脱却ということは、大人としての成長ということなんだ。そこにもう一つ『時代のトレンド』ということがあるんだ。
自己分析で、自分の気持ちや、やりたいことがあったならば、本当に素直に書き出そう。今がチャンスだ。