就職・アルバイト ブログランキングへ
にほんブログ村
◆入社3ヶ月目のブラック判断◆
入社時点ではブラック企業ということが分からず
入社3ヶ月目の今、「辞めるかどうか」と悩んでいる就活の先輩達がいます。
就活テーマでは避けて通れない「ブラック企業」について
今から学んでおくこともリアルなアドバイスだろうね。
6月ラスト更新は「ブラック企業」への対処法をまとめてみたぞ。
★★★定期更新は★★★
原則週2回(水・日)+増刊で予定です。
7月もばんばん更新します
★★★☆☆☆☆★★☆☆
◆DVの心理~サイバラ式の判断基準
辞める決断こそが一番という話だ。
※※※
「一年もたたずに辞めるのは(会社に)申し訳ない」とか言ってる場合じゃない。コレ、DV男との離婚と一緒。自分で自分の判断がつかなくなっている状態ですね。
で、本当に「もうダメだ」ってなったときには、ボロボロになっていることが多い、だから、体力があるうちにさっさと見切りをつけましょう。
※※※
西原理恵子「生きる悪知恵」文春新書2013年
ブラック企業を辞めるという決断が「DV男との離婚と一緒」というフレーズの深い意味を考えていこう。
◆「相手が言うほど自分は悪くない」という信念
DV男とブラック企業が似ているのは
“自分の行為を正当化するために、相手に不必要な「罪悪感」を刷り込ませる”ということだ。
配偶者や従業員の“正常な判断能力”を奪って一方的にコントロールしようとする行為こそが、DV男とブラック企業の“一番の罪悪”なのだということを理解しておこう。
※※※
(ブラック企業に対抗する)戦略的思考の第一は、「自分が悪いと思わない」ことに尽きる。
「自分が悪い」と思ってしまっていると、合理的に物事を思考することができない。そのような状態に若者をはめ込むことこそが相手の戦略なのである。
「自分が悪い」と思わされそうになったら、「これは相手の戦略だ」と冷静に思考し、絶対に「自分が悪い」と思い込まないようにすることである。
※※※
今野晴貴「ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪」文春新書2012年
◆個人の意志を封じ込める日本の空気
ブラック企業について考えるとき、知っておくと理解が深まるかもしれない「日本的な空気」の背景も知っておこう。
ブラック企業を辞めるという判断は、ある意味で「日本的な考え方」を捨て去ることが必要になります。
※※※
日本人は「空気」に支配されている。「空気」 に抵抗したらひどい目に遭う。
一体、「空気」とは何であるか。山本七平の見るところ、それは非常に強固でほぼ絶対的な支配力を持つ「判断の基準」である。
我我は「空気」に順応して判断し決断しているのであって、総合された客観情勢の論理的検討のもとに判断を下して決断しているのではない。
(山本七平「空気の研究」(文春文庫)を解説~)
※※※
谷沢永一「日本人社会の原理」(人間通になる読書術より)
・・・・
日本的な「空気」の支配は、周囲への順応性を美徳とする“domesticな判断基準”ともいえます。これは少なくとも“globalな判断基準”ではない。
ブラック企業はある意味で“日本の「空気」になじまない人間を阻止するlocal企業”なのだから、ブラック企業を辞めることは“globalな判断基準”であり、これからの時代には正しい選択なのだという勇気を持とう。
「辞めたら次の就職先が見つかるかわからない」という不安を考えすぎるのはよそう。
生き抜くためには“辞める”という緊急避難がまず先であり、それから次の準備をすると落ち着いて行動できるものだ。
・・・・
◆空気には水を差せ
※※※
この危険な「空気の支配」に、我われの祖先が、全く無抵抗だったわけではない。「空気」に対して「水を差す」、それが民族の知恵であった。
我われは現代に即した新しい「水」を、発見しなければならぬのである。
※※※
前掲書より
日本人や日本社会が大きく成長していくためには、ブラック企業という「空気」に「水」を差そう。
ブラック企業を辞める決断は
「日本人が成長するために必要な判断能力」を試されているようなもの。
勇気のある決断をしてみてもいいかと思う。
特に入社3ヶ月目の社会人へ
2013.6.30 ~大祓の日~tarebon
ではまた。
★★★定期更新は★★★
原則週2回(水・日)+増刊で予定です。
7月もがんばりましょ。
★★★☆☆☆☆★★☆☆
☆アメブロユーザーは就活の息抜きとコミュニケーションにどうぞ☆
東京メトロ・リラックマ線が行く~tarebonkumaのブログ~
☆LINEも順調☆
就職・アルバイト ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村
◆入社3ヶ月目のブラック判断◆
入社時点ではブラック企業ということが分からず
入社3ヶ月目の今、「辞めるかどうか」と悩んでいる就活の先輩達がいます。
就活テーマでは避けて通れない「ブラック企業」について
今から学んでおくこともリアルなアドバイスだろうね。
6月ラスト更新は「ブラック企業」への対処法をまとめてみたぞ。
★★★定期更新は★★★
原則週2回(水・日)+増刊で予定です。
7月もばんばん更新します
★★★☆☆☆☆★★☆☆
◆DVの心理~サイバラ式の判断基準
辞める決断こそが一番という話だ。
※※※
「一年もたたずに辞めるのは(会社に)申し訳ない」とか言ってる場合じゃない。コレ、DV男との離婚と一緒。自分で自分の判断がつかなくなっている状態ですね。
で、本当に「もうダメだ」ってなったときには、ボロボロになっていることが多い、だから、体力があるうちにさっさと見切りをつけましょう。
※※※
西原理恵子「生きる悪知恵」文春新書2013年
ブラック企業を辞めるという決断が「DV男との離婚と一緒」というフレーズの深い意味を考えていこう。
◆「相手が言うほど自分は悪くない」という信念
DV男とブラック企業が似ているのは
“自分の行為を正当化するために、相手に不必要な「罪悪感」を刷り込ませる”ということだ。
配偶者や従業員の“正常な判断能力”を奪って一方的にコントロールしようとする行為こそが、DV男とブラック企業の“一番の罪悪”なのだということを理解しておこう。
※※※
(ブラック企業に対抗する)戦略的思考の第一は、「自分が悪いと思わない」ことに尽きる。
「自分が悪い」と思ってしまっていると、合理的に物事を思考することができない。そのような状態に若者をはめ込むことこそが相手の戦略なのである。
「自分が悪い」と思わされそうになったら、「これは相手の戦略だ」と冷静に思考し、絶対に「自分が悪い」と思い込まないようにすることである。
※※※
今野晴貴「ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪」文春新書2012年
◆個人の意志を封じ込める日本の空気
ブラック企業について考えるとき、知っておくと理解が深まるかもしれない「日本的な空気」の背景も知っておこう。
ブラック企業を辞めるという判断は、ある意味で「日本的な考え方」を捨て去ることが必要になります。
※※※
日本人は「空気」に支配されている。「空気」 に抵抗したらひどい目に遭う。
一体、「空気」とは何であるか。山本七平の見るところ、それは非常に強固でほぼ絶対的な支配力を持つ「判断の基準」である。
我我は「空気」に順応して判断し決断しているのであって、総合された客観情勢の論理的検討のもとに判断を下して決断しているのではない。
(山本七平「空気の研究」(文春文庫)を解説~)
※※※
谷沢永一「日本人社会の原理」(人間通になる読書術より)
・・・・
日本的な「空気」の支配は、周囲への順応性を美徳とする“domesticな判断基準”ともいえます。これは少なくとも“globalな判断基準”ではない。
ブラック企業はある意味で“日本の「空気」になじまない人間を阻止するlocal企業”なのだから、ブラック企業を辞めることは“globalな判断基準”であり、これからの時代には正しい選択なのだという勇気を持とう。
「辞めたら次の就職先が見つかるかわからない」という不安を考えすぎるのはよそう。
生き抜くためには“辞める”という緊急避難がまず先であり、それから次の準備をすると落ち着いて行動できるものだ。
・・・・
◆空気には水を差せ
※※※
この危険な「空気の支配」に、我われの祖先が、全く無抵抗だったわけではない。「空気」に対して「水を差す」、それが民族の知恵であった。
我われは現代に即した新しい「水」を、発見しなければならぬのである。
※※※
前掲書より
日本人や日本社会が大きく成長していくためには、ブラック企業という「空気」に「水」を差そう。
ブラック企業を辞める決断は
「日本人が成長するために必要な判断能力」を試されているようなもの。
勇気のある決断をしてみてもいいかと思う。
特に入社3ヶ月目の社会人へ
2013.6.30 ~大祓の日~tarebon
ではまた。
★★★定期更新は★★★
原則週2回(水・日)+増刊で予定です。
7月もがんばりましょ。
★★★☆☆☆☆★★☆☆
☆アメブロユーザーは就活の息抜きとコミュニケーションにどうぞ☆
東京メトロ・リラックマ線が行く~tarebonkumaのブログ~
☆LINEも順調☆
就職・アルバイト ブログランキングへ
にほんブログ村