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さて2013年、当ブログ年末の締めくくりをしますよ~。
~~2015年卒の皆さんへ~~
前回記事の就職商法トラブルもそうなのだけど
必要な備えを怠らず、危機管理を徹底しよう。
何が起こってもあわてず、不安にならず
冷静な対処・判断ができることが危機管理ということだ。
★★★定期更新は★★★
原則週2回(水・日)+増刊で予定です。
新年は1日からダッシュ!
★★★☆☆☆☆★★☆☆
■2014年~バブル崩壊の教訓
今年の年末の株価は高水準で終わりました。
※※※※
2013年の最終取引日である30日の東京株式市場は、日経平均株価が2007年11月2日以来約6年1カ月ぶりの高値水準となった。終値は前営業日に比べて112円37銭高い1万6291円31銭と9日続伸。12年末からの上昇率は56・7%とバブル期を上回り、1972年以来の高い伸びとなった。同日開かれた大納会には、現職首相として初めて安倍晋三首相が出席し、「来年もアベノミクスは買いです」と力強く語った。
※※※※
日刊工業新聞2013.12.30記事
時事で「バブル期」という言葉が出たら、当時の状況を覚えておこう。
※※※※
バブル崩壊まで
1989年の大納会(12月29日)に終値の最高値38,915円87銭を付けたのをピークに暴落に転じ、湾岸危機と原油高や公定歩合の急激な引き上げが起こった後の1990年10月1日には一時20,000円割れと、わずか9か月あまりの間に半値近い水準にまで暴落した。
※※※※
ウィキペディアの解説から
バブル期(1986年12月~1991年2月頃)のキーワードの1つが
株価の最高値3万8千915円87銭という数値だ。
最高値をつけた翌年にバブルが崩壊するなんて、だれも予測できなかったのだから。
■バブル崩壊直前の就職活動で
バブル期の株価最高値1989年の12月29日といえば
tarebonが大学3年生の冬休みの最中だったぞ(!)
その頃の就職活動のスタートは4年生になってからだから
3年生の冬休みはのんびりしていたのさ。
年末になって
「来年は4年生で就職活動しなきゃ。大学生活もあと1年なんだなぁ」
という漠然とした感傷があっただけだよ。
翌年の就職活動では、前年から景気の良かった金融業界がすごかったね。
ある証券会社は資料請求をしただけなのに
「一次選考を通過したから面接に来てください」
ある地方銀行は説明会場でいきなり
「君がウチを第一志望ならそれで採用決定だ」
・・・・・・・・・・
さあ、ここからは未来予測のシュミレーションだ。
当時は有名だった、ある証券会社も
ある地方銀行も
その数年後には倒産したのだよ(!)
・・・・・・・・・・
■リスク覚悟でも、しかし前に進もう。
つぶれるはずのないと思われた大手有名企業が実際に潰れてしまい
その企業に新卒で入社したtarebonの同級生たちが
その後にどんな運命を生きてきたかを知っている以上
新卒の企業選択はなかなか難しい問題だな、と思ってます。
ただし、就活で「絶対に潰れない会社を選ぶ」ことは至難の業だぜ。
最初に書いたように、これは危機管理の心構えをしようということだ。
どんな有名企業、大手企業でも潰れることがある。
あるいは他社との合併で事実上「会社が消えてしまう」ことがある。
かんじんなのは、そういうリスクを頭にいつでも織り込んで
あわてずに対処できる思考を身に付けようということなんだ。
会社が潰れたら再就職するしかないだろうし
合併したらその会社に残るか転職するか決めなきゃならない。
いずれの場合も「さあどうするか」
前に進むしかないからね。判断は早いほうがいいわけだ。
■兎の耳の訓練を(情報に敏感に)
年末に公開された映画「永遠の0(ゼロ)」にちなんだ当ブログの過去記事で
日本のウィークポイントは
「矛(攻撃)だけ強く盾(防御)が弱い」
という原作者の言葉を紹介しました。
戦争でも仕事でも、戦うときの盾になる「兎の耳」というのがあります。
大本営の情報参謀だった堀栄三(1913-1995)の本から紹介しよう。
※※※
昔ドイツで読んだある本の中に、
「兎の戦力は、あの速い脚であるのか、あの大きな耳であるのか?」
という設問があった。
答えは、いかに兎が速い脚を持っていても、あの長い耳ですばやく正確に敵を察知しなかったら、走る前にやられてしまう。だから兎の耳は、兎にとって自分を守るための最重要な戦力だというのである。
長くて大きな「兎の耳」こそ、欠くべからざる最高の“戦力”である。
※※※
堀栄三「大本営参謀の情報戦記」文春文庫
来年からの活動スタートを前に、今は情報を研ぎ澄ますときだね。
世の中のいろんな情報をキャッチして
その情報をもとに“いつでもすばやい判断”ができるよう
当ブログもその一助になれば、と思いながら来年も続けます。
ではよいお年を!
★★★定期更新は★★★
原則週2回(水・日)+増刊で予定です。
新年は1日からダッシュ!
★★★☆☆☆☆★★☆☆
☆就活の息抜きはこちら☆
東京メトロ・リラックマ線が行く~tarebonkumaのブログ~
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■2014年~バブル崩壊の教訓
今年の年末の株価は高水準で終わりました。
※※※※
2013年の最終取引日である30日の東京株式市場は、日経平均株価が2007年11月2日以来約6年1カ月ぶりの高値水準となった。終値は前営業日に比べて112円37銭高い1万6291円31銭と9日続伸。12年末からの上昇率は56・7%とバブル期を上回り、1972年以来の高い伸びとなった。同日開かれた大納会には、現職首相として初めて安倍晋三首相が出席し、「来年もアベノミクスは買いです」と力強く語った。
※※※※
日刊工業新聞2013.12.30記事
時事で「バブル期」という言葉が出たら、当時の状況を覚えておこう。
※※※※
バブル崩壊まで
1989年の大納会(12月29日)に終値の最高値38,915円87銭を付けたのをピークに暴落に転じ、湾岸危機と原油高や公定歩合の急激な引き上げが起こった後の1990年10月1日には一時20,000円割れと、わずか9か月あまりの間に半値近い水準にまで暴落した。
※※※※
ウィキペディアの解説から
バブル期(1986年12月~1991年2月頃)のキーワードの1つが
株価の最高値3万8千915円87銭という数値だ。
最高値をつけた翌年にバブルが崩壊するなんて、だれも予測できなかったのだから。
■バブル崩壊直前の就職活動で
バブル期の株価最高値1989年の12月29日といえば
tarebonが大学3年生の冬休みの最中だったぞ(!)
その頃の就職活動のスタートは4年生になってからだから
3年生の冬休みはのんびりしていたのさ。
年末になって
「来年は4年生で就職活動しなきゃ。大学生活もあと1年なんだなぁ」
という漠然とした感傷があっただけだよ。
翌年の就職活動では、前年から景気の良かった金融業界がすごかったね。
ある証券会社は資料請求をしただけなのに
「一次選考を通過したから面接に来てください」
ある地方銀行は説明会場でいきなり
「君がウチを第一志望ならそれで採用決定だ」
・・・・・・・・・・
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当時は有名だった、ある証券会社も
ある地方銀行も
その数年後には倒産したのだよ(!)
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つぶれるはずのないと思われた大手有名企業が実際に潰れてしまい
その企業に新卒で入社したtarebonの同級生たちが
その後にどんな運命を生きてきたかを知っている以上
新卒の企業選択はなかなか難しい問題だな、と思ってます。
ただし、就活で「絶対に潰れない会社を選ぶ」ことは至難の業だぜ。
最初に書いたように、これは危機管理の心構えをしようということだ。
どんな有名企業、大手企業でも潰れることがある。
あるいは他社との合併で事実上「会社が消えてしまう」ことがある。
かんじんなのは、そういうリスクを頭にいつでも織り込んで
あわてずに対処できる思考を身に付けようということなんだ。
会社が潰れたら再就職するしかないだろうし
合併したらその会社に残るか転職するか決めなきゃならない。
いずれの場合も「さあどうするか」
前に進むしかないからね。判断は早いほうがいいわけだ。
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日本のウィークポイントは
「矛(攻撃)だけ強く盾(防御)が弱い」
という原作者の言葉を紹介しました。
戦争でも仕事でも、戦うときの盾になる「兎の耳」というのがあります。
大本営の情報参謀だった堀栄三(1913-1995)の本から紹介しよう。
※※※
昔ドイツで読んだある本の中に、
「兎の戦力は、あの速い脚であるのか、あの大きな耳であるのか?」
という設問があった。
答えは、いかに兎が速い脚を持っていても、あの長い耳ですばやく正確に敵を察知しなかったら、走る前にやられてしまう。だから兎の耳は、兎にとって自分を守るための最重要な戦力だというのである。
長くて大きな「兎の耳」こそ、欠くべからざる最高の“戦力”である。
※※※
堀栄三「大本営参謀の情報戦記」文春文庫
来年からの活動スタートを前に、今は情報を研ぎ澄ますときだね。
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