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就活は信念で良い新年を◆今日は大祓◆年末ご挨拶です

2010-12-31 10:50:56 | 日記
本日は2010年12月31日の大晦日です。


日本全国の神社ではこのように

(写真は原宿:東郷神社にて)

大祓(おおはらえ)
という神事が行われます。


就活生も参加してみよう。
日本の伝統文化を理解してこそ
世界にはばたく活躍ができます!


◆言霊(ことだま)と祝詞(のりと)

※※※※

古代の人々は洋の東西を問わず、言葉には精霊が宿り、その霊妙な力によって、人々の幸も不幸も左右すると考えていた。

「幸いでありますように」と言葉に出して言えば、言われた人はその通りになり、旅する人に「無事にお帰りください」と言えば、無事に帰還すると考えられていた。


そして「祝詞(のりと)は元来、神の発する命令の言葉であり、もしくは天皇が神の資格で発する命令的な言葉が祝詞である」とするものである。

祝詞の中でも注目すべきは、言霊信仰の集約されたものと考えられている大祓詞(おおはらえのことば)である。

※※※※
(ブックス・エソテリカ第2号「神道の本」学研 より)



大祓詞(おおはらえのことば)は年2回、6月と12月の末日に
半年の罪や穢れを祓うための神事で唱えられてきたものです。


おおよそ1000年以上前より
神社で唱えられてきました。


今日は、その大祓の日であります。


◆大祓詞を暗記する。


個人的な話ですが、私は大祓の祝詞である「大祓詞」をすべて暗記しています。
1000文字以上ありますが、暗記しておくとどんなことがあるのか。


※※※

ユダヤ人は優秀であるといわれ、創造性が高く、ノーベル賞受賞者を非常に多くだしています。それは暗記中心の学習法のお陰なのです。

ユダヤ人の旧約聖書学者や、ラビ(指導者)は旧約聖書を丸暗記しているのが当たり前です。一般の人達でも旧約聖書を丸暗記している人は珍しくありません。

つまり、ユダヤでは国をあげて右脳教育法をやってきたのです。そのため、超記憶回路を開いた人が多く、天才が多いのです。

※※※
七田眞 『奇跡の「右脳」革命』三笠書房 2002年より



丸暗記をすることで脳が活性化される、という考え方があります。

脳の研究はいろいろなされていますが、神話や宗教の長い歴史で
『物語や祈り、経典の言葉を丸暗記することの深い意味』
を考えてみると、いろいろと不思議なものです。



知識の習得や科学的な思考と
宗教的な祈り・神秘の世界は
両方とも人生には大切なものですよね。



ということで、丸暗記した大祓詞を
毎朝唱えている私が発見したことは
こういうことです


◆今、就活生に必要な職業上のスタートライン


1)
伝統や文化を理解して大切にする姿勢から
自分たちの生活の足元を確かめることができます。


自分の家庭環境・学校・地域社会の中にある『文化』
をしっかり理解しよう。確かめて愛情を感じてみよう!


2)
そのことによって
『1人1人が文化を継承する役割・使命がある』
という普遍的な事柄が理解できます。


愛情を感じることができたら
『その文化を大切に守り育てていくこと』を
自分の仕事にしてみよう。
それが社会人としての自立の前提です!


3)
ここから
『揺るぎない自己信頼・誇り・自信』を持とう。


愛する文化があり、その愛に誇りがあれば
自分に対する自信というものが育ちます。

『自分自身への自己信頼』こそ
就活生~ミドルエイジまでの一番必要なポイントです!



4)
個性や能力、価値観にしたがってそれぞれの
『キャリアと人生の問題解決』にむけてチャンジしよう。


就職氷河期や社会の荒波に呑まれてしまえば
歴史に無名の『その他大勢の人』になります。


もし抜きん出て活躍する強い意志と決意があれば
その1人の成功事例が
『その他大勢の人』を助けることにつながると思います。



就活の成功が、けっして個人的な優越感・安心感にのみ
とどまっては無意味です。


もし就活に成功したら、後の人たちが
就活で苦労することのないような
世の中の社会、しくみを作り出して欲しい。


20代の仕事はすべて『世の中への恩返し』ということです。



◆それでは




みなさんよいお年を!
来年もよろしくお願いします。





就活ホロスコープ◆ベートーベンの出生図◆天職をさぐる旅

2010-12-30 18:46:45 | 日記
年末は『第九』をBGMにお届けしています。

ベートーベンのホロスコープ

(柴田乙人 『深層プルトニアン占星術』 学研 1989年より)

生まれついた才能と天職ということで
書いてみましょう。


就職担当者やキャリアコンサルタントが
『実は直感的に気づいている』ことですが
そういう本業の人たちがストレートに書けないことを書きますね。


◆生まれついた気質は存在する


2006年8月に、国際学会によって惑星から外された冥王星のことを
プルトニアンといいます。


占星術の世界では、出生時の惑星の位置関係を図に表した天球図を
ホロスコープと呼び、冥王星も主要な惑星として位置づけしています。


ホロスコープを作成して読み取り、その人の運勢を判断するのが
一般的な占星術師≒占い師の役割でもあります。


ベートーベンのホロスコープの場合
どういう読み取りができるのかといえば・・・



占いブログではないので割愛します。ごめんなさい。




◆生年月日と職業の不思議な傾向性


就職・転職支援会社や生命保険会社などで
『顧客の生年月日と職業を把握できる仕事』にいる人なら
直感的に知っていることがあります。


職種・業種と生まれ月には不思議な関係がある。


『〇〇業界には〇月生まれの人が多い』


プライバシーということから統計調査をすることはできません。
それでも
関係性がまったく無いとは言い切れない不思議さは感じています。


◆生まれついた『使命』は必ずある、と信じきる姿勢こそ必要



ベートーベンのホロスコープ解説の本を読むと、
ほぼ彼の人生を裏付ける傾向性・職業の使命が読み取れるようです。


ただし本人はそのようなホロスコープ解説をあらかじめ他人から
教えられて人生を歩んだのではありませんよね。



自分で悩み、苦悩して掴み取って歩んだ人生です。



結果としてその人生が『生まれついた使命』通りに
なっていたということが言えます。



ここからはもう、信じてみよう。


今、就活や人生の悩み、苦しみで
先が見えないような状況であっても


『ホロスコープに示された使命』は
だれにでも必ずあるはずなのだ。


◆占いではなくて


占いブログではないので
占いで就職を決める、という安直な話ではないですよ。


やはり傾向性として人には職業の
『向き・不向き』という分野はあると思う。



自分の興味・関心・適性をしっかり確かめてみよう。



なんとなく周囲の価値観に流されて
大手企業・人気企業にエントリーして全滅して

就活が駄目だったという挫折だけ感じて
そのまま流された人生を歩んでしまうようには
なってほしくないものです。


就活生1人の人生の挫折であっても
日本全体の未来が失われてしまうんだ。



逆に言えば
1人の就活生が徹底的に前に進もうとする姿勢を貫けば

ベートーベン1人が作曲した『第九』を
世界中の人が口ずさむように

大勢の人を勇気づけます。



◆共通のホロスコープ



今の就活生が生まれた年代には、実に
ホロスコープで特徴づけられた共通の使命がありますよ。


信じる信じないは、まかせよう。


それは

21世紀の文明を日本が担うための推進役です。
だから諦めたら使命を裏切ることになる。


使命を自分で掴み取ろう!


第九を聞きながら。
では。



ハイリゲンシュタットの就活◆ベートーベンのエントリーシート◆命がけ

2010-12-29 19:33:27 | 日記
こんにちは!

年末のブログは「第九」をBGMにして
書いていこうと思います。


ベートーベンを聞きながら、彼のエントリーシートを
眺めてみましょう。



◆耐える人生観


※※※

ベートーベンの生涯はよく知られるように苦悩の連続だった。彼は三十歳のとき不具な身の不幸と貧窮、失恋の苦痛に耐えかねて、自殺の決意を決めた。

・・・

自殺しようとした彼は、その最後の瞬間に苦悩の底から一つの力を見出した。1802年10月6日、「ハイリゲンシュタットの遺書」の中で、彼は書いている。


「忍従!それは今や私が案内者として選ばねばならぬものだった。

私は自分が生まれたことを呪いさえした。・・・
けれども、プルターク英雄伝が私を忍従に導いてくれた。

何はあれ、力の及ぶ限り我が運命に戦いを挑もう・・・
忍従の徳のみが幸福を与える。金銭は駄目だ。

わが艱難の日に、この不幸な自分を支持してくれるのは忍従の力である。」

※※※
渡部昇一 「人生を創る言葉」 致知出版社 2005年より


ベートーべンはこれ以後、25年間も耐え続けて次々と作曲を続けました。

※昨日のブログより。



◆耐性をつけていこう。


辛さに耐えよう!と、ただ口で言われても
なかなかリアリティがないかも知れません。


「辛さを耐えると、人はその後どうなるか」
というモデルケースは無数にあります。


この冬休みに
身近な人から体験談を聞くのもいいですし
マンガやドラマ・映画の主人公から学ぶのもいいかと思います。


私はこの季節に流れるベートーベンの「第九」を聞いて
耳が聞こえずにその曲を作り上げた『耐える男』を
しずかにイメージするのをオススメします。



◆ハイリゲンシュタットの遺書はエントリーシート


ベートーベンが書き上げた
ハイリゲンシュタットの遺書は


彼の生涯の折り返し時期に書かれた
自分の就職希望先に提出した究極の
エントリーシートなのかもしれません。



ベートーベンにとって
生涯の就職希望先というのは、もちろん『企業』のことではありません。

彼の希望は『職種としての音楽家』であり
『音楽に奉職する覚悟・使命』を
自分の命を懸けて『神様にあてて書いた』
エントリーシートなのでしょう。


◆命がけで書くものは本物



ネット応募で何十社とエントリー応募できる時代ですので
一社のエントリーシートに
そんなに全部のエネルギーを費やせないと思います。


それでもエントリーシートを全部同じ調子で書いてしまえば
力を分散するようなものでやはり全滅でしょう。



『どこかにエントリーが引っかかればよい』では駄目です。
各個撃破ということで、一社づつ力を込めて書いてくださいね。



企業側の採用業務は毎年のことですから
応募者のエントリーシートが手抜きなのか真剣なのか簡単に見抜けます。
会社を舐めてかかってはいけません。


舐めているつもりがなくても
規定の書き方がされていなかったり、文章表現が足りないと結果として
『応募者は真剣ではない』とされます。







★1月締め切りのエントリシートを年内にまとめる人もいるようですので
一言アドバイス。

エントリーシートは大学のレポートとは違うので
『たくさん書けば努力を認めてもらえる』ものではないです。
的確な内容で、ムダは徹底的に省こう。


命がけで書くということは、それだけ緊張感のある内容で
文章にムダがないことが特徴です。



『名曲の譜面の音には一つもムダはない』



それではまた!

就活ベートーベン◆ロマン・ロラン「ジャン・クリストフ」◆なすべきこと

2010-12-28 21:21:56 | 日記
IMMORAL BELOVED
(1994年アメリカ映画。邦題:不滅の恋/ベートーヴェン)

パンフレット表紙から

ゲイリー・オールドマン扮するベートーベンが
難聴の耳をピアノにあてて
一生懸命に音を聴こうとしているシーンです。



本日も、昨日から紹介しているベートーベン関連の
インスパイアです。
就活生への応援となりますように。


◆ジャン・クリストフのモデルの人生



ノーベル文学賞作家ロマン・ロランの代表作
「ジャン・クリストフ」の主人公のモデルは
ベートーベンであると言われています。

※※※

「私は文学の作品を書くのではない。信仰の作品を書くのである」

人は信ずる場合には、結果を懸念せずに行動する。勝利か敗北かは問うところでない。

「なすべきことをなせ!」

※※※
ロマン・ロラン「ジャン・クリストフ」あとがきより
(豊島与志雄 訳:岩波文庫)




ベートーベンの人生にインスパイアされたロマン・ロランもまた、
彼の言葉にあるように


勝利か敗北か、ということの結果を恐れずに
ただ「なすべきこと」に突き進む作品を書き上げました。




◆ただ前に進む勇気は、自分と後の人たちに。



ベートーベンの作品を聴いて
勇気を貰う人がいるように


ロマン・ロランの作品を読んで
「ジャン・クリストフ」の生涯から
勇気の人生を組み立てた人もいます。



誰かが勇気の人生を歩めば


そのことで
後に続く誰かが
同じ道を歩もうとします。




◆ベートーベンの日記から


「この世ではなすべきことがたくさんある。それを早くせよ!」


このベートーベンの言葉が
ロマン・ロランの言葉の母体かと思われます。


なすべきこと、とは
具体的にどういうものか?


ベートーベンが自殺を思い悩んでいるときに書いた
「ハイリゲンシュタットの遺書」では

『自分が使命を自覚している「音楽」という芸術を完成させること。』


でした。
ロマン・ロランもまた「文学」という芸術を完成させることを
自分の使命として取組みました。



◆なすべき芸術を完成させよう。


ベートーベンやロマン・ロランのような特定の芸術家が
過去の生涯で悩んだテーマは「いかに生きるか?」でした。



それ以外の人は「いかに生きるか?」を悩むのではなく
日々の生活を「生きていければ良い」と考えていたようです。



今の時代は、だれもがベートーベンやロマン・ロランのように
「いかに生きるか?」
で悩むことが「可能な」時代であるといわれています。




実は今の時代こそ人類の長い歴史で初めて


誰でもがベートーベンやロマン・ロラン並みに
「人に影響を与えられる英雄的・芸術家の存在になれる」
可能性がある、というのが私の見方です。



目の前の時代感覚はもしかして
「就職氷河期」なのではなくて

かっては「特定の英雄」でしか感じられなかった
自己実現の苦難・困難が

あえて就活の時期に
降りかかっているだけなのかもしれません。




ここを乗り越えて、偉大な芸術的人生を切り開いていきましょう!
年末のベートーベン「第九」を聞きながら。



ではまた。


就活生にベートーベン◆『運命』のパリ初演◆得意分野で打ち負かせ!

2010-12-27 09:17:45 | 日記
こんにちは

クリスマスの更新で小磯良平の「斉唱」という絵画を紹介しました。
音楽つながりということで、年末に定番の作曲家ベートーベンです。


ベートーベンが就活生に贈るメッセージをどうぞ



◆ベートーベン交響曲第五番「運命」のパリ初演


ベートーベンの有名な「運命」がフランスのパリで初演された時、
聴衆の中に老人がいました。


第四楽章が始まってから、老人は突然立ち上がって



「・・・皇帝

「皇帝が見える

と叫び、敬礼を始めたといわれています。



老人はかってナポレオンの下で戦った兵隊でした。
彼はベートーベンの音楽にナポレオンの幻影を見たのでしょう。



◆ナポレオンを打ち負かすベートーベンの気概




ベートーベンはあるとき


「私はナポレオンを打ち負かせる」と豪語しました。


もし私が

『音楽について知っているのと同じレベルで軍事を知っていたら』
『私は彼に勝てるのだ



自分が自信をもてる領域が、なにか一つあれば
それをよりどころにして戦う気概が生まれます。



◆今こそ強烈な『だだだーん!!』を打ち鳴らそう。



就活生の傾向で、いちばん多いのが自信喪失。
この傾向性は就職氷河期30代の
ミドルエイジ・クライシス世代にまで蔓延しています。



そうなる理由は
『将来に希望が見えない』からであると言われています。



少しでも安心を確保したいということで
就職先の知名度や安定性に寄りかかりたい心情があるようです。



ベートーベーンは

『職業音楽家としての収入の確保』(就職)
に苦労し

『致命的な耳の疾患』(さまざまなハンディキャップ)
に絶望し

『ハイリゲンシュタットの遺書』(ブログの心境告白のようなもの)
を書き上げて自殺未遂に悩み


先がまったく見えない状況にありました。




今では
世界中の学校の音楽室には『必ず肖像画』があります。





彼の音楽が年末に響き渡る時に
よく耳をすませてみよう。



彼は就活生のあらゆる悩みを10倍にした人生から、
どん、と打ち破る強烈な音楽を創造しました。


改めてよく耳をすませば
パリ初演で老人が目の当たりにしたように



彼の音楽から
強烈な『戦う気概』が人物像として見えてくると思います。



:具体的なヒント:

★就活エントリーでは自分の強みに集中せよ。
★他人との比較ではなく『自分の得意領域』を探し出せ。
★そこに活路が見えてくる。


ではまた。