2010.6.30ブログ記事のピックアップです。
★はじめに★
昨年の時点ではタイトルが「就活ポインター」ではなかったので
伝統行事の雑記テーマでした。
今の時期は就職の最終局面ということもあるので
「再出発、再チャレンジの気分一新のターニングポイント」
という意味で今日の記事を理解してほしいなと思います。
3年生以下の大学生には「日本文化の理解」と
「祈りの重要性」ということで理解してほしいなと思ってます。
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◆大祓の神事◆
6月と12月の晦日に
日本各地の神社では
大祓の行事を行います。
私は毎朝、神社で唱えられているのと同じ
大祓詞(おおはらえことば)という
祝詞(のりと)を唱えてから出かけてます。
◆1000年続く日本の神事◆
宗教的な神頼みというよりも
こういうものを毎朝唱えている日本人が
神主さん以外にせめて私一人だけでもいれば
日本文化の伝承が途切れることはないだろう。
という気持ちがあります。
◆だれでもが伝統の継承者である事◆
日本に生まれ育ったら
初詣や七五三や大晦日の文化習慣を
自然に受け入れて
日常生活に織り込んでくるものでしょう。
意識したら誰でもが伝統の継承者になります。
それは『日本人であるという証拠』にもなります。
◆あらためて意識して取り入れよう◆
もし自分が大祓詞を唱えなくなったら
その分だけ日本の神事を受け継ぐ日本人は減ります。
わたしはそういう気分でいます。
◆自分には価値があると信じよう◆
自分が生きているだけで、何かの影響を周囲に残せるかどうか?
良い影響を与えられるかどうか?
それを確実に確かめる一番簡単な方法があります。
生まれ育った文化(日本)を
意識して継承できること。
日本語をきちんと話し、日本文化を理解して
ふだんの生活していくこと。
ただそれだけでも天は存在価値があるものとして
我々を生き残してくれるはず・・と私は思っています。
それを信じていく大前提に
日本という国への限りない愛情があります。
この国には長く続く価値があるのだ、という
揺るぎない愛情と確信のなせる信仰ですね。
◆大祓詞から◆
神代の時代から伝わる神事の祝詞とは
人間が犯す過ち、罪、穢れを八百万の神々が
浄化してリセットするという形式をとります。
我々が人生で
たとえどんな失敗をしようとも
八百万の神々はその失敗を咎めずに
何度でも人間に再生のチャンスを与えるようです。
※※大祓詞より※※
罪という罪はあらじと
祓え給い清めたまうことを
天つ(あまつ)神・国つ神
八百万の神たち 共に聞こし召せと白(まお)す
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今朝も祓い清めました。
明日から7月です。
新しい気分で年の後半に向かっていきましょう。
ではまた。
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2011.6.30においては
東日本大震災の被災者への鎮魂の祈りもこめて。