こんにちは
就活なう!
というころで今週もいきます。
AO入試の企業版が始まるようです。
◆富士通のAO入試?「一芸で入社」
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富士通は2012年春入社の新卒者採用で、スポーツや社会貢献、勉強、起業などで実績をあげた学生を約30人採用する。幅広い人材を確保するために一芸に秀でた学生を特別枠で迎え入れる。
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アサヒコム(朝日新聞社)2011.1.31付ニュースから
従来の採用スタイルでは
得られない個性的な人材を求めようとするトレンドがあるようです。
大学入試では定番のAO(アドミッションズ・オフィス)
とは、面接や小論文などで合否を決める選考方法です。
富士通の試みは「企業版のAO」ということになるかと思います。
たしかに個性的な人物によるチャレンジが可能
という側面もありそうですね。
今後どうなっていくのかに注目したいものです。
◆AKBでSFCに合格
大学のAO入試では学力偏差値をひっくり返す合格例もあります。
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「AKB48のことを書いて、慶應義塾大学SFCに合格!」
実際にあったケースである。
しかも、この生徒の高校の教科・科目の評定平均は2点台。当人は「国語とか古文とか無理だと思っていたし、暗記科目もあまりやる気が起きなかったので、AO入試に絞った」と後ろ向き。それでもSFC合格をゲットした。
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上位校のAO入試は実際には、志望理由書を書くにも、面接を受けるにも、表現力、コミュニケーション能力を磨く徹底した準備が必要。一般入試と同様、かなりハードルが高いのが実態だという。
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週刊ダイヤモンド特集「壊れる大学」2010.9.18号より
もちろん会社は大学と違いますので
期待される『一芸』も基準は異なるものでしょう。
いずれにしても自分の個性・能力・適性を判断して
アタックするのであればいいかと思います。
◆適性を生かすために
先週紹介した松下幸之助『若さに贈る』から
適性を生かすという部分を紹介しますね。
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あなたの適性が、うどん屋であるか、技術畑であるか、事務系等のサラリーマンであるか、そのいずれであっても、みずからの適性に忠実に人事をつくす。そうすれば、あなたの天分は生きる。運命は生きるのです。
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いまあなたにとってだいじなことは、いまの適性に生きること、その適性に、誠心誠意働くこと、勉強することです。そうすればあなたが望もうと望むまいと、あなたの天分、あなたの運命はそこからひらけてくる。
これは理屈ではない。わたしが今日までの体験からえた確信なのです。
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★★tarebonの補足★★
富士通やソニーなどの企業組織で働いてこそ
その中から自分の頭角をあらわせる人材もいます。
また
無名の新興成長企業・中小企業の中でこそ
能力が発揮できる人材もいます。
これはまったく「各自の適性」によります。
自分の「一芸に秀でた」適性を会社で生かせるかどうか
じっくり考えてみよう。
★★☆☆★★
ではまた。
ひゃー!!やっと更新できました☆
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同室では「一芸採用」について、「ともすれば大人しい人材が多くなる傾向がある中、いわゆるとんがった人材を採ることができ、組織に良い刺激になった」と評価している。単なる実績ではなく、その実績をあげるまでの過程の努力や挑戦心も重視しており、内定学生の中にも「個性を受け止めてもらえた」という声があったそうだ。