こんにちは。
参議院選挙の期日前投票(きじつぜんとうひょう)
の数値が発表されて、有権者の20%が
この制度で投票したということです。
制度が導入されて過去最高です
期日前投票期間中に投票所で携わった仕事が
評価された気分です
選挙事務従事者として御礼申し上げます
そしてここからインスパイア
◆仕事の成果が記録される喜び
今回、縁があって選挙事務の仕事を経験しました
私は政治家ではないですが
とうとう同年代から大臣
も登場してきたのですから
自分の仕事もどれほどの影響を
世の中に与えるものなのか、という事に敏感になってきます。
年代相応に
世の中に責任を持たざるを得ないものだな
ということです。
◆あくなき正確な「測量精神」
長野県須坂市の投票では
投票者数よりも投票用紙交付数が12枚多かったという
発表がありました。
選挙管理委員会では最終的に12枚を
外部からの持込としてカウント処理報告したようです。
(12日付の報道から)
私の従事した期日前投票所でも、ある1日に
約500人の投票者で1枚分カウントが合わないケースがありました。
したがってどんなに注意してもケアレスミスは起こりえます。
選挙事務の現場を知っていると、須坂市の投票総数から考えて
私は12枚差なら許容誤差の範囲かもしれないなと思います。
◆Total SUMs Accord(合計は一致する)の原則
英文会計で出てくる言葉に
Total SUMs Accord(合計は一致する)というのが
あったように記憶しています。
会計処理で左右の金額が合わないという事は
ありえないものとして厳しく再計算されます。
お金に関してはこういう原則があるものですが
人間が自由意思で投票する選挙の事務作業では
机上の計算論のようにはいかないようです。
◆地球と人間の「測量」は誤差を縮めることの戦い
汐の満ち干きで海岸線が変わる地形の測量のように
人間の投票行動についても、会計のように厳密なカウントは
難しいものだと思います。
会計上の数字の一つ一つには自由意思がありません。
通常、帳簿の1円が10円に突然変化することはありません。
(※会計処理の時点での左右合計のことです)
投票用紙に記入しても『なぜか』投票箱に入れずに持ち帰って
「あれ、私はどうして投票しなかったんだろう?」
という人も時々いますね。
または
知らないうちにもう一枚投票用紙を貰っちゃったので
「なんだかワカランけどいいや、2票同じのを投票しちゃおう!」
という場合もあります。
なぜだか分からない
不思議さがつきまとう選挙行動の不思議です。
◆仕事の足跡を残そう!
選挙の得票数、投票率というものは公的に記録されます。
そして私には
「この仕事に携わったのだ」ということも記憶に残ります。
「足跡が残る仕事」というものも大切にしたいと思います。
芸術家が作品を残すように。
たとえ記録が形に残らないサービス業であっても
自分の心と接客した相手の心には
「サービスの良い記憶」が残る仕事でありたいと思いませんか?
キャリアと人生の足跡は確実に
しっかりと、そして美しく残しましょう。
ではまたっ。
参議院選挙の期日前投票(きじつぜんとうひょう)
の数値が発表されて、有権者の20%が
この制度で投票したということです。
制度が導入されて過去最高です
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期日前投票期間中に投票所で携わった仕事が
評価された気分です
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選挙事務従事者として御礼申し上げます
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そしてここからインスパイア
◆仕事の成果が記録される喜び
今回、縁があって選挙事務の仕事を経験しました

私は政治家ではないですが
とうとう同年代から大臣
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自分の仕事もどれほどの影響を
世の中に与えるものなのか、という事に敏感になってきます。
年代相応に
世の中に責任を持たざるを得ないものだな
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ということです。
◆あくなき正確な「測量精神」
長野県須坂市の投票では
投票者数よりも投票用紙交付数が12枚多かったという
発表がありました。
選挙管理委員会では最終的に12枚を
外部からの持込としてカウント処理報告したようです。
(12日付の報道から)
私の従事した期日前投票所でも、ある1日に
約500人の投票者で1枚分カウントが合わないケースがありました。
したがってどんなに注意してもケアレスミスは起こりえます。
選挙事務の現場を知っていると、須坂市の投票総数から考えて
私は12枚差なら許容誤差の範囲かもしれないなと思います。
◆Total SUMs Accord(合計は一致する)の原則
英文会計で出てくる言葉に
Total SUMs Accord(合計は一致する)というのが
あったように記憶しています。
会計処理で左右の金額が合わないという事は
ありえないものとして厳しく再計算されます。
お金に関してはこういう原則があるものですが
人間が自由意思で投票する選挙の事務作業では
机上の計算論のようにはいかないようです。
◆地球と人間の「測量」は誤差を縮めることの戦い
汐の満ち干きで海岸線が変わる地形の測量のように
人間の投票行動についても、会計のように厳密なカウントは
難しいものだと思います。
会計上の数字の一つ一つには自由意思がありません。
通常、帳簿の1円が10円に突然変化することはありません。
(※会計処理の時点での左右合計のことです)
投票用紙に記入しても『なぜか』投票箱に入れずに持ち帰って
「あれ、私はどうして投票しなかったんだろう?」
という人も時々いますね。
または
知らないうちにもう一枚投票用紙を貰っちゃったので
「なんだかワカランけどいいや、2票同じのを投票しちゃおう!」
という場合もあります。
なぜだか分からない
不思議さがつきまとう選挙行動の不思議です。
◆仕事の足跡を残そう!
選挙の得票数、投票率というものは公的に記録されます。
そして私には
「この仕事に携わったのだ」ということも記憶に残ります。
「足跡が残る仕事」というものも大切にしたいと思います。
芸術家が作品を残すように。
たとえ記録が形に残らないサービス業であっても
自分の心と接客した相手の心には
「サービスの良い記憶」が残る仕事でありたいと思いませんか?
キャリアと人生の足跡は確実に
しっかりと、そして美しく残しましょう。
ではまたっ。