鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第60回】 銀座小十さんでのお食事

2011年03月01日 | 住宅コンサルタントとして
昨日はコンサルティング終了後、3年連続ミシュラン三ツ星の「銀座小十」さんに
クライアントのスタッフの方と一緒に食事に行ってきました。

なぜ、銀座小十さんなのかというと、それは昨年の夏、たまたまNHKの番組を見たとき、
その料理人の生き様、情熱に猛烈に感動したからです。

その番組とは、

「ふたり しのぎあい、果てなき絆~日本料理人・山本征治×奥田透~」

という番組で、番組を見ながら私は号泣してしまいました。
この番組で取り上げられているふたりの料理人の料理に賭ける情熱が、
あまりに熱く、そして感動的だったからです。

本格的な日本料理を食べたことがなかったせいもあって、
私自身、日本料理のことをほとんど知らなかったのですが、
懐石のメニューを決めるまでの料理人の苦労や試行錯誤を見ることが出来て、
日本料理に関心が湧いてきたのです。

さらに、「銀座小十」の店主、奥田透さんが書かれた
世界でいちばん小さな三つ星料理店
という本を読んで、なおさら奥田さんのファンになったのです。

ホンモノに触れることを昨年から目標にしておりますので、
日本料理を極めたお店で本物の食事とサービスを堪能してきました。

お店の中の手入れのされ方。
器。
料理をする際の所作。
さりげない会話。
心配り。

どれもが自己主張が強い訳ではないのですが、何ともいえない空間をつくってくれていて、
あっという間に2時間を超えていました。

もちろん、料理は最高でした。

野菜の火の入れ方。
だしのうまみ。
刺身の包丁の入れ方で、これだけイカのうまみが変わるのか、という驚きもありました。

また、昨日はあれだけお腹いっぱい食べたのに、
朝の胃の調子がとてもよく、全然もたれていないのです。

最後、お店を出る際、奥田さんが外までお見送りをして下さったのですが、
また是非行きたい、と思ったのでした。

ホンモノに触れ、そこからたくさん感じることが出来た、とても充実した1日でした。
コメント
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