鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第77回】 非常時に備えて、運転資金の確保を

2011年03月18日 | 住宅コンサルタントとして
建築現場がおそらく相当ストップするはずです。

資材が入ってこなければ、工程を先に進めるわけにはいきません。

よって、しばらくは工事を進められない状況になるでしょう。

工事を進められなければ、各社はキャッシュが当然入ってこないことが予測されます。

国全体を見れば、まず被災地の復興・復旧を最優先させるのが当然だと思います。

その間の物資は、ストップせざるを得ないわけです。

基礎建材メーカーも、それから住設機器メーカーも、製造・物流共に万全の会社は
ほぼ無いと思われます。

ゆえに、運転資金の確保を出来る会社はやっておかなければならないでしょう。

電気などは大分復旧したようですが、
ガソリンや灯油などの石油製品が各地に行き渡らないと人や物資の移動がままならず、
工場の復旧も無理な状況です。

被災地に食糧や水、そしてガソリンなどの石油製品、そして仮設住宅の供給が出来れば、
急速に復旧スピードは上がっていくでしょう。

しかしながら、業界に資材が揃ってきて流通するのはその先になるのです。

その間の経営の対策はしっかりと立てておきたいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする