鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第96回】 同じ人とつるまない

2011年04月06日 | 住宅コンサルタントとして
仕事中、いつも同じ仲間とつるんでいる人がいます。

プライベートでつるむのは、全然構わないと思うのですが、
それが仕事中もずっとつるんでいるのです。

例えば多店舗展開している会社で、全社員が集まる研修があるとします。

こういうときに、例えば移動の車の中とか会場で、
普段あまり話をしない先輩と話をして、いろんなことを教えてもらう。

他の人が取り組んで成功していることを自分も積極的に学び、真似してみる。

そんな行動が出来る人は、間違いなく伸びていく人です。
普段とは違う行動をして、そこからいろんなことに気づいて、
自分の考え方や行動を変えられる人は、成長するのです。

しかしながら、せっかくいろんな人が集まる場があるのにも関わらず、
毎回同じメンバーでつるむというのは、もったいないなぁと思うのです。

いろんな会社が集まる会合で、他県のビルダーで非常に優秀な業績をあげているスタッフに
いろんなことを教えてもらった方が絶対にプラスなのに、
いつも机を並べて仕事をしているメンバーで固まっているようなものです。

こういう人は、学生時代のサークル感覚が抜けていないわけです。

普段は絶対に利用しないサービスを受けてみる。
普段は絶対に入らないお店で食事をする。
こういう時でしか話をしないであろう、かなり年齢と離れた人と話をしてみる。
普段、車でしか通らない道を歩いてみる。

いつもと違うことをし、その中から何かヒントを得るような向上心を持てているでしょうか?
それともまだ若いのに、変化を求めず同じことの繰り返しばかりの日々を送っているでしょうか?

皆さんは、どちらの生き方をしていますか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする