鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第118回】 お客様の利を考えられるか

2011年04月28日 | 住宅コンサルタントとして
頭の回転が速く、会話が上手で数字に強い人は、一見仕事が出来そうに見えます。

こういう人は、特に若いベンチャー的な会社では、重宝されます。

「こんな事業、やったらいいのでは?」
「この会社を新規開拓すれば、売上はこれくらい見込めます!私やります!」

などと、経営者を助けてくれる発言があったり、行動力があったりして、
会社の成長過程ではとても重要です。

ただ、お付き合いするお客様や会社のレベルが上がってくると、
こうした頭の回転が速く、口が上手いだけの人は、
だんだんと通用しなってきたりすることがあります。

相手が一流だと通用しないのです。

その理由はどこにあるのかと言えば、

「自分の利だけを考えているか、お客様の利を考えられているか?」

という部分に尽きるのです。

一流でないお客様、会社は、売り手の言葉だけしか見えていません。
だから、お客様にとってメリットがあるという部分を訴求できるロジックを組めば、
取引をさせていただけるケースもあるのです。

しかしながら、一流のお客様は、売り手の言葉だけを見ているのではありません。

売り手側であるその人の、人としての部分を見ているのです。

だから、言葉尻でどんなにいい表現をしたとしても、相手にされないケースがあるのです。


商売の本質は、お客様に喜んでいただき、満足していただき、
お客様に十二分な利がある商品やサービスを提供していくことです。

それが継続できるよう、自分達も利益をいただかなくてはなりません。

まず、お客様の利があるべきなのです。

それなのに、「自分達がいかに儲かるか」ということばかりに目が行く人が、結構多いのです。

「どんな提案をすれば売れるのか?」

ということよりも

「どんな家をご提案すれば、お客様が幸せな日々を送れるのか?」

ということを考えられる人が、一流のお客様の心を掴むのです。

皆さんは、自分の利ばかりを考えていないでしょうか?
お客様の利をまず先に考えられていますか?
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