鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1362回】 引き際

2014年09月23日 | 住宅コンサルタントとして
一生、現役でいられるのが理想的ですが、
仕事内容によっては、一生現役でいられない仕事もあります。

個人的には新築の営業マンとしては、必ず通用しなく時が来ると思っていますし、
営業や設計などの実務をやっている経営者であれば、引くべき時が来るのかと思います。

自分が通用しなくなっている。
自分の感性・感覚がお客様と合わなくなっている。
こうした現実を自分自身で認めることはつらいのかもしれませんが、
お客様のため、会社のためを思うと、引くべき時に引かないといけないでしょう。

また引くべき時にいつでも引退できるよう、日頃から後継者を育成することも
経営者にとってめちゃめちゃ重要です。

「後継者が育っていないから引退できない」

というのでは、経営者として最も重要な後継者の育成をやっていなかったということであり、
そういうことが起こらないようにしないといけなかったのです。

企業は永続しなければなりません。
特に住宅会社はお客様に対する責任が重大ですから
絶対に潰れたり廃業する訳にはいかないのです。

経営者は、後継者をしっかりと育てると共に引き際を美しくしたいものです。
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