鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1348回】 ビジネスモデルを変え、接客手法や受注動線を変えていく

2014年09月09日 | 住宅コンサルタントとして
ご縁を頂戴しているクライアント様でここ1~2年、
これまでのビジネスモデルを市場の変化に合わせて変えていただいている先が数社あります。

昨日、お伺いしていた先もその中の1社。

これまでやられていたビジネスモデルから、大幅に変えられました。

システムの変更は、変更するまでの期間は大変ですが、
変えてしまえばそれで終わり。
問題は、システムの変更に合わせて、
営業手法や受注までの動線などを変えなくてはならないということです。

これは、営業さんの体に染みついたやり方を変える、ということなので、
システムのようにいきなりは変わりません。
少し時間を要するのです。

昨日、お打合せをさせていただいていて、現場の営業さんは
この1ヶ月ちょっとの間に呼吸を掴まれた様子。

契約も3~4棟、あがってきそうな感じです。

本当に時代は急速に進んでいて、
これまで成功してきたパターンに酔いしれ、自分達を変えようとしないと
すぐに置いてけぼりになってしまいます。

そして業績が低下し、内部留保を切り崩し、経費を抑えて情報発信量が落ちると、
本当に目の前のお客様ですら居なくなります。

ガラガラのレストランが、再び行列が絶えなくなるくらい繁盛するのは至難の業。
とすれば、まだお客様が居て下さっている間にドンドン変えていく
決断と行動をした方が、10倍は楽なのです。

これまでのビジネスモデルを変えるという、トップの決断。
現状の業務をやりつつ、その決断を実行するために頑張った、スタッフの皆様。
そして新しい接客手法、新しい受注動線をつくられた、現場の営業さん。

さすがです!

皆さんの会社は、時代の流れに合わせて自社をつくりかえることが出来ていますか?
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