鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1591回】 親としての幸せ

2015年05月10日 | 住宅コンサルタントとして
自分にとって何が一番幸せか?

私の個人的な意見ですが、
家族全員で楽しい時間を過ごしている時が、やはり一番満たされた感があります。

親として、やはり子どもが楽しそうに、幸せそうにしてくれているのを見る時、
最も幸せを感じるような気がします。

ただ、子どもの成長と共に少しずつ幸せを感じる要素が変わってくるのでは、
と最近、特に感じるのです。

長男が高校一年生、次男が中学三年生の我が家。

まだ子どもが小さい頃は、楽しそうにしてくれているのを見ているだけで幸せでした。

でも最近は、子どもたちが自分の意志で「○○やりたいんだけど・・・」と言ってくれたり、
スポーツや勉学に自ら取り組んでいる姿を見ている時が、とても嬉しいのです。

「宿題しなさい」
「勉強しなさい」

という言葉は、我が家では一切言ったことが無いのですが、
宿題や課題をクリアするのに、自分で考え、時間をうまく活用しながら取り組んでいる子どもを見て、
個人的にはニヤニヤしています。

この自発的な姿を見ている時、とても嬉しいですし、応援したくなるのです。
そしてそれが、親として最も幸せな瞬間なような気がします。

今日は母の日ですが、長男は嫁に対してとても感動する言葉を言ってくれたようですし、
6月に喜寿を迎える父のお祝いに関しても、長男は長男なりに考えてくれているようです。

次男は次男で、部活でフラフラになりながら、宿題をこなそうと
睡魔と戦って懸命に勉強に取り組んでくれていたり、
日頃の何気ない会話の中に子どもっぽさが残っているのが、親としてたまりません。

またとても情に厚く、友達に対しても親に対しても良いモノを持っています。

今年の夏、カナダに留学する企画があるのですが、
ある日、帰宅すると次男が寄ってきて

「行かしてもらって良いですか?」

と言ってきてくれたのです。

もうこれもたまらなく嬉しかったです。

子どもが自発的にいろんなことに取り組み、自分なりに人生を考え、努力する。
この姿を見ると、自分も頑張らなくては、と前向きな気持ちになれるのです。

結局、子どもからいろんなことを教えてもらっていると思う今日この頃です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする