鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1594回】 商売で何が最も大切か?

2015年05月13日 | 住宅コンサルタントとして
商売で最も大切なことは何か?

答えはシンプルで、お客様や市場からの信頼です。

良い仕事をして、お客様に喜んでいただき、信頼される。

「あの会社、メッチャ良い仕事してくれるよ!」
「オススメだよ!」

といろんなところで良いクチコミが発生し、
自社を応援して下さる方々が自然と増えていく。

こうなると、ドンドン商売がやり易くなり、見込みのお客様も増えていくので
お客様捜しに苦労すること無く、目の前のお客様に良い仕事が出来るようになっていく。

善の循環が生まれていく訳です。

一方、イマイチな仕事やお客様に不満を抱かれる仕事を続けていくと、
全く応援してくれる方が増えていかないので、
いつも見込みのお客様に苦労する会社になってしまいます。

そうすると、本来、目の前のお客様やOB様のために時間やコストを割くべきところを
新規のお客様を探さなくてはならないため、そっちに時間とお金を使うようになる。

そうしてドンドンやせ細っていくのです。

このお話は、このブログの中で何度もお伝えしていますので、
よくご理解をしていただいていると思いますが、
とにかく信頼され、応援される仕事をしていかなくてはならないのです。

目先の数字を追いかけるあまり、この商売の本質を忘れてしまっては、本末転倒。

先日、クライアント様の社長がスタッフさんに向かって

「数字のことは良いから、とにかくお客様に喜ばれる仕事をしよう!」

とおっしゃっていましたが、格好良かったです。

自社を応援して下さる方が増えていくような仕事をできていますか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする