鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【2036回】 違和感に気づく力

2016年07月27日 | 住宅コンサルタントとして
リュックサックが流行っているのか、
満員電車の中でリュックサックを背負ったままの学生さんを見たりします。

学生さんなら、気づかなくてもしょうがないと思うのですが、
50過ぎ、しかも思いっきりお腹が出ていて、
ズボンのベルトを腰のラインでしているオッサンが昨日、
満員電車の中でリュックを背負ったままでした。

「自分が2人分以上のスペースを取っていて、周囲に思いっきり迷惑をかけている、
ということに気づかないのかな?」

と思います。

夏場になると、新幹線や飛行機に乗りなれていない人が増えるのですが、
非常に混んでいる改札口に入ったところで切符を片手にホームを探している方を見ると、

「そこに立っていることで、通行する人の邪魔になっていること、気づかないのかな?」

と感じてしまいます。

モデルハウスの敷地内に結構雑草が生えていたり、
見学会場の周辺に立てているのぼりが等間隔でなかったり、高さが揃っていなかったり、
場合によっては斜めに立っている住宅会社さんがありますが、

「こんなのぼりの立て方で気にならないのかな?」

と思わず心配してしまいます。

電車の中でくしゃみや咳をする際に、手を口に当てなかったり、
必要以上に大きな音を立てているオッサンを見ると、イラッとします。

「周囲の人に対して配慮が全くないよな」

とあきれてしまいます。


気づかない人は、そうした行為を何とも思わないのでしょうが、
そういうことに気づかない人は、お客様を気持ちよくおもてなしする、ということが出来ないでしょう。

ある違和感ある行為を見たとき、自分がどう思うか、ということよりも、
それを見たお客様がどう思われるのかを予測できなくてはならないのです。

こうして自分というお客様を気持ちよく接客できるようになることが、
接客・おもてなしのレベルが上がる、ということにつながっていくのです。

日々、生活をしていると、いろんなところで私、違和感を感じます。

皆さんは何気ない日常の中で違和感を感じますか?

それ、改革のチャンスかもしれませんね。
コメント
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