鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【2038回】 商売の運が良い会社の特徴

2016年07月29日 | 住宅コンサルタントとして
商売運が良い会社。
商売の運が良くない会社。

このお仕事を通じて、いろんな会社を見させていただく中で、
自分なりに思っているポイントをまとめてみたいと思います。

【商売運が良い会社】
事務所、モデルハウス、現場の、建物内も敷地も常にキレイ。
掃除を徹底する習慣が染みついている。
掃除は、業者さんに依頼するのではなく、自分たちでおこなっている。
あいさつの声も大きく、ハキハキしている。
コミュニケーションの際、相手の顔をしっかりと見て応対する。
研修や会議の際、皆の姿勢が良い。
イベントの際、お客様が来場されていない時でもダラダラしていない。
いろんなことに対し、感謝の気持ちが強い。
とにかく、礼儀正しく、キレイ好き。

【商売運が良くない会社】
事務所、モデルハウス、現場が整理整頓されていない。
掃除の習慣がしっかりと見についていない。
掃除は外注。
あいさつの際、はっきりと大きな声で出来ていない。
コミュニケーションの際、相手の顔をしっかりと見ない。
場合によっては堂々とスマホやタブレットでヤフーニュースや趣味のサイトを見ている。
研修や会議の際の姿勢が悪い。
お客様が来場されていない際、姿勢や態度が悪い。
感謝の気持ちが弱い。
礼儀に欠ける言動が多い。


社員さんの個人的な能力も、業績を高めるために重要ですが、
それよりも基本的な礼儀や清掃、感謝の気持ちなどが無いと
商売が長期にわたって順調にいかないことを何度も見てきました。

商売運が上がる会社に共通することが組織に染みつくかどうか?
これは正直、トップの体質で決まります。

親が子どもにしつけるように、トップが社員さんにしつけていかないと、
こうした体質に組織全体がなかなかなっていかないのです。

本来、こうした基本的な躾は、家庭で身につけて欲しいものですが、
日本の家庭で基本的な教育、躾が不十分な家庭の割合が増えてきているので、
ある種、企業が教育的機関の役割を担わなくてはならないようになってきている、
と個人的に思っています。

商売の神様が助けたくなるような会社になるために、
基本的なことをとにかく徹底していきたいですね。
コメント
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