鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【2026回】 人の話を聴く時

2016年07月17日 | 住宅コンサルタントとして
会議でも研修でも何でもそうだと思うのですが、
人が話をしている時は、その人の方を向いて、

「しっかりと聴いています!」

というメッセージを発信するのが礼儀だと思います。

そしてできれば、うなずいたり表情の変化を示したりして、
話をしてくれている人が気持ちよく話せる空気をつくっていく方が、
当初の予定よりもいろんな話をしてもらえたりします。

しかしながら、話を聴く自分たちのことばかり考えていて、
相手が話をしているのに、自分たちが内輪だけで話をしたり、
人が話をしている途中に携帯をずっといじっていたりという人もいます。

自分のことを最優先にし、周囲に気を遣えない人を「子ども」といいます。

例えば、難しい言葉や知らないことを話をしてくれる人が話した際、
すぐに隣の人に「今の内容ってこういうこと?」という感じで話をしてしまう訳です。

すると隣の人もそれに対応してやり取りをする。

全員が一斉にこういうことをされると、
もう話をしてくれる人が気持ちよく話せる空気でなくなるくらい、場の空気は変わってしまいます。

そんなことはお構いなしで、自分の欲求を満たすために、すぐに周囲に確認する。

まあ、子どもですよね?

ビジネスパーソンの中には、こういう人が残念ながらかなりいます。

分からないことは、休憩時間に周囲の人に訊けば良いし、
もしすぐに質問したい場合、話をして下さっている人に挙手してその場で訊けば良いのです。


人の話を聴く際、相手の立場を考えられる人か、
それとも自分を優先するか?

皆さんはどっちですか?
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