個人的に高校スポーツ界の名門校を
指導された方の本を読むことが多いのですが、
名門校の指導者が共通しておっしゃっていることが、
挨拶や掃除、道具の手入れ、ルールを守るなど、
基本的なことを徹底できるよう、指導していることです。
当たり前のことを当たり前にできるようになると、
決めたことを徹底できるようになるのです。
名門校とは、毎年、ある一定以上の結果を出し、
それを何十年と続けている高校のこと。
住宅会社でも、一時的に業績が上がるものの、
その後、一気に衰退する会社は一流とは言えず、
常に市場内である一定のシェアを取り続ける会社が、
一流と言えるでしょう。
個人的に一流の住宅会社に共通するのは、
とにかくオフィスも敷地内も清掃が徹底されていること。
全てのモノが決められたところに配置され(定物定置)、
机の上に何もモノが置かれていなく、
トイレもピカピカの会社が一流です。
スタッフさんの挨拶や話し方などもハキハキしていて、
本当に気持ちが良いのです。
整理整頓や挨拶が徹底できるようになると、
決めたことを徹底してやる風土が、
組織内に生まれます。
こういう組織は、決定したことが確実に実行されるのです。
この規律こそが、住宅会社が成長し続ける上で、
最も大切なポイントであり、
規律が無い組織はどれだけ良いノウハウを購入しようが、
どれだけ素晴らしい商品を手に入れようが、
長い目で見れば、衰退していくのです。
皆さんの会社には、規律はありますか?
規律の源となる、整理整頓と挨拶が徹底できていますか?