鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3959回】 女性の気持ちをどこまで理解できるか?

2021年11月01日 | 住宅コンサルタントとして

年間に120回以上、飛行機に乗り、

年間100回以上、新幹線を利用する私には、

日本のオッサン共は、

本当に女性の気持ちが分かっていないなぁ、と

感じることが多々、あります。

 

最も女性からすれば嫌なのが、

特に飛行機のトイレで、

男性と女性が同じ個所を使わなければならない、

という点ではないかと思うのです。

 

そもそも、男性の中には

清潔感に欠けるオッサンの比率も高く、

そういうオッサンと同じ便器に座る、

というのは生理的にキツイでしょうし、

大半の男性は小の用を足す際に、

座らないので、飛び散らかしていることが多いのです。

 

私、自分が使用する前と後で、

必ず飛行機の中のトイレを清掃しますが、

飛び散らかしたままで出てくるオッサンがメチャ多いことを

個人的に知っています。

 

私、男性ですが、そういう女性の気持ちが分かります。

 

というより、私自身も汚いオッサンが使った後のトイレは

利用したくない、と思ってしまうタイプなので・・・。

 

更に用を足した後、ちゃんと手を洗わない男性は、

おそらく40%以上、いることも私は理解しているので、

見ず知らずのオッサンと握手はできません。

(ちなみに、潔癖症ではないです)

 

新幹線で、JR東日本が管轄する車両は、

女性専用のトイレもあるのですが、

東海道山陽新幹線、九州新幹線は

男女兼用となっているのですね。

 

まあ、女性の気持ちが分からないオッサンしか

上層部にいないのでしょう。

 

住宅業界に置き換えると、

お子様連れで住宅会社に相談に来られる奥様の大半が、

落ち着いて真剣に打合せしづらい、

と以前は思われていたかと思います。

 

その点、キッズコーナーがちゃんとあって、

保育スタッフが土日、待機している住宅会社は、

気が利く会社と言えるでしょう。

 

更には長時間にわたる打合せを快適な空間でできるよう、

防寒対策であったり、座り心地の良い椅子とテーブル、

更には季節感を感じる美味しい飲み物などを

用意できている会社も気が利きますね。

 

住宅会社で来場されたお客様が使用されるトイレが、

男女が同じ、なんてこと、あってはならないです。

 

そうしている時点で、気が利かない会社である、

ということを自ら発信しているようなものです。

 

お客様の立場で、自社のありとあらゆる部分を見直し

女性のお客様が満足できる環境を用意したいですね。


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