鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3824回】 社員さんのやりがいをどう作り、モチベーションを高めてもらうか?

2021年06月19日 | 住宅コンサルタントとして

私は、この仕事をさせていただく前に、

2つの企業でさまざまな経営者、上司の下で

仕事をさせていただきました。

 

2社の会社で8名の直属の上司、

5人の経営者の下で仕事をさせていただきました。

 

その経験を振り返ると

どういう時に自分のモチベーションが上がったか?

また会社に対する忠誠心が高まったか?

逆にどういう上司だとやる気がなくなり、

どういう経営者だと愛社精神が下がるのか?

 

という経験を14年5カ月のサラリーマン人生の中で、

積ませていただくことができました。

 

この経験、メチャ大きいです。

 

まず直属の上司ですが、

私がモチベーションが上がった直属の上司は2名、おられます。

 

メーカーの営業マン時代、

もっとも長い期間、仕えた上司Mさん。

 

このMさんの下で、貴重な経験を積ませていただきました。

 

Mさんの特徴をまとめると、

 

・会社の方針を非常に分かりやすく、かみ砕いて説明してくれ、

一人ひとりが何をすれば良いのか、明確にしてくれる

・会社上層部と現場の営業マンの間に立ってくれて、

とにかく現場の営業マンが仕事をやりやすいように

環境を整えて下さった

・お茶目な部分が多々、あり、部下がその部分をイジッた時の

リアクションがとても面白く、営業所内は笑い声が絶えなかった

 

という感じでした。

 

また、前職時代の私の師匠は、

 

「鬼山さんだったら、絶対に大丈夫です」

「すごいじゃないですか!」

 

と私がどんなことを相談しても、

可能性を信じて下さり、かつ毎回、褒めて下さるのです。

 

その言葉に嘘やお世辞を1ミリも感じず、

心の底から思って下さっているので、

その師匠の気持ちを意気に感じ、

 

「師匠のお役に立てるのなら!」

 

と、仕事にのめり込むことができました。

 

いずれの上司も、部下が仕事をしやすいように、

環境を整えて下さったり、信じて下さったりして、

更には何をすべきなのか、シンプルに伝えてくれました。

 

逆に、ついていけないと思った上司のタイプは、

 

・自分の意見が無く、とにかく上司のゴマを摺りまくる

・上司自身に一本の筋が通っていなく、

その場その場で思いついた指示を出してくる

・何が言いたいのか、よく分からない

・人として尊敬できない

 

という感じです。

 

今、正解には誰でもアクセスできる時代ですから、

上司に求められるのは、正しい戦略を構築することよりも、

現場のスタッフのやる気をUPしたり、

チームへのロイヤリティを高めたりすることだと思うのです。

 

皆さんは、どういう上司だと、

モチベーションが上がったり、

この人についていこう、と思えますか?

 

そして、そういう上司のような人格を

身につけることができているでしょうか?


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