
盆入りの夕方、孫たちを新幹線駅まで出迎え。迎えの人も多く、一時駐車のスペースがなく駅前を循環する車も多数。盆暮れなどの迎えでこれほどの混雑は初めてだ。大きな荷物を抱えた孫ら3人は元気に車へ乗り込んできた。
家に入るといつものように3人揃ってまず仏壇へ手をあわせる。一通りの挨拶が終わったところで嫁が大きなおおきな手提げ袋を開きカバーを掛けた四角なものを取り出す。現れたのは鳥籠で我が家に初帰省のインコが1羽いる。飼育を始めたことは聞いていたが姿を見るのは初めて。誕生からもうすぐで半年という若さで名前はミーちゃん。
孫の手に乗っている。可愛がるその手から肩、さらに頭へと動き回る。車中のストレスを発散しているようでなにかほほえましい。何度目か差し出した私の指に移って来た。初めての指を観察しているのか、しばらくじっとして動かない。やっと横に歩きをはじめた。ほっとし「おかえり」と挨拶。
孫がまだ園児のころ、夜店で買った金魚を連れて帰省したことがあった。その時も、久しぶりの金魚が童心を覚ましてくれた。マンションでは犬猫の飼育は禁止だが小鳥などの小動物は許可とか。動き回るインコを眺めながら習性を聞く。飼育されるろいう環境の中で失っていない自我のあることにほっとした。
新しく1羽が加わった家族の帰省で、これまでと少し違ったお盆になる。
久しぶりの逢瀬、成長に眼を細めておられることでしょう。
元気をもらったり、田舎の空気で元気を持って帰ってもらったり。
お楽しみください
両親の里の空気はしっかり吸ったことでしょう。
2学期の予習をしなければ、そう言って帰っていきました。