日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

エコひも君

2025年03月19日 | 地域

 家庭から出るゴミ、これの処理は各自治体で対応されているが、時には問題やトラブルが報じられ、大きなニュースになることも現実としてある。住居地の家庭ゴミは、収集日の午前6時から午前8時までの間に、地域指定の収集場所に指定のポリ袋で持ち出すようになっている。

 こんな収集は20年くらい前から続いており、各地域別の収集カレンダーが各家庭に配布されている。カレンダーにはゴミ毎の分別一覧もあり、悩むときはこの一覧で処理している。そんな分別の一つに資源品回収が月に1度ある。アルミ缶、段ボール、衣類、本、新聞、延長コードなどとにかく多種多様の品がある。ペット容器、食品トレー、牛乳パックはスーパーの回収ボックスに持ち込んでいる。

 新聞や本などは所定の紐で梱包して出す。この所定の紐は20年近く使っているがこれまで全く気づかずにいたことがあった。その紐は「古紙回収専用紙ひも」といい、それは回収した牛乳パックや新聞などから再生されていることが、紐を束ねた帯紙に刷ってあった。「みんなでまわそうリサイクルの輪 みんなで集めた牛乳パックがこんな形で緑をまもります」とある。そして「エコひも君」と名付けてある。

 新聞や牛乳パックの回収したすべてではなかろうが、回収ゴミに再利用されることのすばらしさを感じた。こんなゴミ、と思う時もあるが、塵ならぬゴミも積もれば再生され再利用に連なる。ゴミの分別の大切さを再認識した。

 (今日の575) 収集の出来ない理由が貼ってある
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年賀状

2025年03月18日 | 生活・ニュース
2025年03月18日 中国新聞セレクト「ひといき」掲載
 
 桃の節句も過ぎた今、あらためて年賀状について記してみる。
 元日の年賀郵便物が大幅に減ったという。料金引き上げが響いたのだろう。うちでもこれまでで一番少なかった。そんな現実を目の当たりにし、山のように積まれた光景を思い出した。
 高校3年間、夏と冬の休みに錦帯橋近くの郵便局でアルバイトをした。主な仕事は1日2回、自転車でポストに投函された郵便物を集めることだった。年末になると年賀状が増え収集用かばんに入り切らなくなった。途中で局に戻り、かばんを空にして残りを集めた。うっすらと汗をかくぐらいの作業だった。
 局内では、集まった年賀状を分ける作業台が設けられ、局員が行き先別に仕分けていた。その素早い手さばきに感心した。別の作業台では各家庭ごとに年買状を分けていた。誤配がないよう一枚一枚を丁寧に確認していた。
 大半の作業は今、自動化されていることだろう。立ったまま黙々と手を動かす当時の仕事風景は、年賀状への局員の熱い思いがにじみ出ていたと思う。
 通信手段の乏しい時代に年賀状は安否確認に貢献したはずだ。「お年玉」などに一工夫があると利用者の数が復活するかもしれない。

  
 (今日の575) 賀状止め歳に合わせて増えていく
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折り句で詐欺防止訴え

2025年03月17日 | 社会 政治

 数年前に「折り句」という言葉遊びのあることを知った。折り句とは「まくら(頭文字)の文字に添って言葉を折り込む日本古来の言葉遊びの一種です」とあり、続けて「季節のものや固有名詞以外に誰もが持っている『名前』を使って、思いや『ありがとう』を伝える折り句を創作する現代折り句」とある。(日本折り句協会HPより)。

 さらに「心を伝える事を大切に想いを言葉に託し普段伝えられない気持ちやありがとうを折り句で表現します」とある。全国折り句コンテスト出品者は子どもから高齢者まで幅広く、その作品を読むと、いろいろな感謝や思いの姿が文字で表現され、読みながら我が姿勢を立て直すことがある。飾り気のない子どもの純な言葉は特に響いてくる。

 そんな折り句で警鐘をならす1句「うそつき」を見つけた。それは毎月発行される近所の「交番だより」の最新号(写真はその一部)。最近の特殊詐欺を防ぐ方法、詐欺に掛からない注意点など、内容はこれまでの繰り返しではあるが、新規の表現に拍手する。これまでの公報が要約され簡潔で分かりよくなっている。

  =うまい話を信用しない  =相談する 一人で決めない  
  =つられて返事をしない すぐに契約しない  =きっぱりと断る

 (今日の575) 登録の番号だけは受話器とる
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土産の高額商品券

2025年03月16日 | 社会 政治

 このところ首相の商品券が政治問題化している。衆議院議員初当選の15人と1人前1万5千円と報道される会食に鑑み、前日に総理秘書が商品券10万円分を「お土産」として議員へ届けたという。これが法に抵触するかしないかで問われているが、それも大事だが庶民感覚の欠如が事の初めで、政治家としての資質が問われる。週末の毎日新聞世論調査で内閣支持率23%とか。

 大方の声は政治改革が問われるこの時期に何たることか、と叱っている。この時期でなくてもよい事だとは思わない。土産だから1万円か2万円くらいならというコメンテーターがいた。年金暮らしは100円や200円をどう節約するか真剣になっていることを、コメンテーターは知らないだろう。彼らの常識はそうなのかもしれない。

 購読紙にこんな記事があった。江戸時代の仙台には日頃の懇意へのお礼として冬至に豆腐を贈る風習があった。ただ、日持ちしないものだ1度に届くと困る。そこで、すきな時に引き換えられる「御厄介豆腐切手」が広まった。これが商品券の起源という。善意の贈り物として生まれた商品券、政治への利用と思われる使い方は起源からは伺えない。

 配った商品券が議員へではなく家族などへという説明。商品券は有価証券の一つとされている。これは金券として家族でなくても使える。この時期、15人は受け取らず戻したと報道されている。首相より新人議員に軍配を上げたい。過去に何回か配ったと言われるから、政界で常態化しているのだろう。

 (今日の575) 商品券紙幣と同じに使えます
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JRのダイヤ改正

2025年03月15日 | 回想

 春恒例のJRのダイヤ改正は今日から実施される。今回の特徴は4月13日から開催される日本国際博覧会(大阪・関西万博)に出かけるに合わせた列車の増発や、山陽新幹線の臨時列車増設や在来線の有料座席サービスの拡大など、利便性と快適性の向上を図ったとされる。

 また近郊では3月24日にグランドオープンする新しい広島駅ビル(ミナモア)に合わせた増発や有料座席御サービスの設定など、広島近郊エリアへ出かけることが便利になる。また、土休日に広島~岩国間で快速「シティライナー」の増発もあり岩国からの利用が便利になる、などと公報されている。さて万博の入場者はどのくらいになるか、前評判がいまいちだがどうだろう。

 現役のころ、ダイヤ改正に合わせ新幹線は勿論のこと、関西以西のJR全線全列車のダイヤが、名刺を縦2枚合わせたサイズで新聞に折り込みで入っていた。それはそれは便利で、出張時には準備する資料のひとつにしていた。訪問先での予定時間が狂ったときなどには重宝していたことを思い出す。

 現役のころの東京出張。朝6時台に山陽新幹線新岩国駅発、 広島駅乗り換え、 東京駅着、 昼食、 午後から会議、 19時東京駅発新幹線 駅弁と缶ビール購入、 23時過ぎ広島駅着 山陽線普通列車乗り換え、 零時過ぎ岩国駅着、 タクシーで自宅。これが一番楽な出張パターンだった。

 (今日の575) 出張にゃ超勤手当つきません
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20年ぶりの登場

2025年03月14日 | 生活・ニュース

 園児だった孫娘が夏休みに帰省した時にさかのぼるから20年も昔の話。私が花や庭に水まきをしていると自分もやりたいと孫娘がいう。ホース散水は無理だし、家のジョロは大きくて手に負えないだろう、すぐに対応してくれるのはヒャッキン、車に乗せて出かける。

 シーズンでもありいろいろな種類のジョロが並んでいた。あれこれ探し始めた。子ども向けの赤や黄や桃などの色、形は何種類もあり選んでいたが、これ、と選んだのが写真のジョロ、白で標準形、これなら長く使えると思い購入。百均だがこれは倍の200円、貼ってあるラベルにはいろいろな説明がしてある。孫には分からないが、これなら安心と持ち帰る。何回か使っただろうが物置の飾りになっていた。

 長年使っていた冬場用の2㍑ほどの小さなジョロの耐候性が切れたのか、亀裂が出来ていたが、色褪せはひどく、ひび割れも次第に広がり、ついに寿命となりぱっくりと割れた。修理は無理で「ご苦労さん」とプラゴミとして処理する。それにしてもよく働いてくれた。

 その代役に20年ぶりくらいにお役を担うことになったのが孫の選んだジョロ、物は古いが物置で眠っていたので、まだまだ働けそうな代物、試してみたが今年の水が勢いよく流れ出るので当分は使える。孫はすっかり忘れているだろうが、いつかラインで活躍を教えてやろう。

 (今日の575) 200円今なら幾らするだろう
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新札とピン札

2025年03月13日 | 生活・ニュース

 千、5千、1万の紙幣が新しくなったのは昨年の7月3日、8カ月も前のことになった。振り込まれた年金から生活費を引き出すくらいの生活では新札は手に入る機会は非常に少ない。とはいってもATMが「お金を取り出してください」と促すとちょっと期待したが、発行からすぐには出会えなかった。

 「新札はいつ財布に入るか」と話しているとき「新札でなくてもピン札でもいい」という人がいた。新とピン、どう違うのだろ、比べて見た。「新」は発行されて未使用のままのお札、「ピン」は使用された可能性はあるものの、しわも折り目も無い状態のお札、未使用は手に入ることはない、新札と喜んだのはピン札だったのだ。

 洋食専門店のドアに掲示がある。大きな掲示ではないがそこには「当店は新札でなく旧札でお支払いをお願いします」とある。入店時に促しておけば精算時の混乱が少なくて済むことになる。店の配慮だろうが、最近はピン札が多くなり、お店もお客も困ることになるのでは、お店が新しい精算機を導入するまで大変だろう。

 支払い窓口に「当院は現金でお支払いください」と書いた小さな掲示が置いてある。「現金お断り」が増加する社会のなかで、昔ながらの現金支払いにはなにか温もりを感じる。若い人も財布を開いている。カード払いの世でもいくばくかの現金を持ち歩かないと困ることもありそうだ。

 (今日の575) 栄一に居場所譲って去る諭吉
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日本の祭り写真展

2025年03月12日 | 町かど

 退職され帰省された方が個展として始められた「日本の祭り写真展」が17回目になった。今も全国各地に撮影に出かけられている。話を聞いていると、祭りにまつわる歴史や特徴、地域の姿などをじっくり研究して出向きカメラを構えておられる感じがし、祭りの賑いの奥にあるものを感じる。

 今回は九州は「伊万里トンテントン祭り 佐賀県」と「八代妙見祭(妙見宮祭礼神幸行列)熊本県」の二つ。伊万里は200年以上に渡り行われる祭りで、神輿と団車が激しくぶっつかりあう勇壮さが特徴という。勇壮なだけに大きな事故があり、勇壮さを欠いた祭りとなったら観光客が激減、工夫を凝らして勇壮さを再現したところ客足が伸びたという。ぶっつかり合いの写真は迫力がある。

 八代の祭りは江戸時代から380年受け継がれたもので九州三大祭りの一つで、国指定重要無形文化財でありユネスコ無形文化遺産にもなっている。圧巻は飾馬の神馬が川の中を駆ける、それを老若男女がそれぞれに手綱をとり共に駆ける人馬一体の姿の10数枚は見ごたえがある。走り終えた神馬のほっとした表情の1枚には見入ってしまった。

 長崎くんち、唐津くんち、など九州の祭りではよく聞く「くんち」、くんちとは、九州北部における秋祭りの呼称と教えられた。秋祭りは収穫を感謝して奉納される祭り、先の祭り2つも10月と11月の行事だった。日本三大くんちは長崎,博多、唐津の三つをさすそうだ。くんち、いわれは幾つかあるようだが、それはまたの機会にしよう。

 (今日の575) 収穫の喜び神に奉る
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死者・行方不明2万2228人

2025年03月11日 | 生活・ニュース

 「今日は忘れたいが忘れてはいけない特別な日」。これは、あの未曾有の大災害から14年経った今日、震災に逢われた方のブログの書き出し。また、地震発生後から被災地に通い続ける東京在住の医師が「東京電力の事故なのに東京の人が原発事故を忘れたり知らなかったりしている」と語っていた。地震も原発事故も忘れてはいけない。数字は東日本地震による死者と行方不明者数。

 地震は自然災害ではあるが繰り返し発生する。科学は過去の大きな地震源を解明し、次の発生時期予測のために観測が進んでいる。今、太平洋岸の南海トラフ地震への対応が図られている。ここでは100年から150年間隔で大地震が発生しているとされる。前回発生から約80年が経っており心配されている。

 原発の安全神話が崩れたのは14年前のこと。原発は次第に停められ再生エネルギーへ方向転換されたが、現内閣で大きく方向転換、新設再稼働への道が開けた。14年前の事故対応が進まない中での原発中心へのエネルギー政策転換は何か理解に苦しむ。事故が起きればどれだけの危険と費用が起きるのか、福島で証明されている。

 電力の必要量がうなぎ上りに必要と予測されるのは、AIが世の中へ浸透するためという。米国ではAI企業が小型の原発を持つ話も報道されている。電力消費を抑制する方法はAI自らが答えを考えて欲しい。地震は自然災害、予測して被害を抑えて欲しいが、原発は人工物によるもの、この代替は無いのだろうか。

 (今日の575) 防潮堤高くし過ぎはいいですよ
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ゴミにする前は

2025年03月10日 | 地域

 最近市内に転入された人が「ゴミの分別がややこしい」、私から思えば愚痴に聞こえる話をされた。先住地のゴミ処理方法は分からないが、20年以上続いている今の方式、開始当初には市民の声に合わせ修正された内容もあり、特に違和感なくカレンダーにそって出している。

 もう一例。首都圏在住の人が実家の手伝いに帰省したおり、ゴミ分別の多さに呆れたと話す。こちらの言葉で言えば面倒臭いということだった。その人は居住地名を出して、当市の方法は無駄だという言い方だった。ゴミ分別や収集の方法についての意見や提案はときおり見かけるが、地域のごみ処理能力や街の美観などから地域の実情により異なるだろう。

 ゴミは塵と表し一口で言えば「物の役に立たず、ない方がよいもの」らしいが、そんな姿になる前は有用で役だっていたことを忘れては いけない。市内の分別は焼却ゴミ、金属や処理困難ゴミ、空になったビンや空き缶、プラスティック、段ボールや古紙などの資源品などに分別、所定の袋にいれ集積所へ出すことになっている。

 資源回収は月に1回ある。この日はアルミ缶、段ボール、雑誌、新聞などが多く、夏場になるとアルミ缶の多さに驚くが、多くの人が回収を心掛けている表れだと思う。使用済みペット類の容器はスーパーなどの回収ボックスに持ち込んでいる。これが面倒だという人はあるようだが、面倒面倒ではことは進まない。ルールに従って持ち出す、難しいことではないと思う。

 (今日の575)  使い終えポイと捨てづに有難う
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3ヵ月ぶりの農作業

2025年03月09日 | 生活・ニュース

 今日は第2日曜日、毎月この日は仲間との農園作業の日は十数年前からの約束事となっている。だが、1月と2月は天候が悪く作業は中止、今日は3カ月振りの作業、寒さを気にしたが、最低気温はマイナス1.5度くらい下がったが、真っ青な空は思いのほか寒さ冷たさは感じなかった。

 3カ月振りではあるが畑は荒れていなかった。というのは、お世話人が忙しい仕事の合間にちょくちょく見回りに立ち寄られる。そのたびに手入れをされている。最近は春物の植え付け準備として耕運機で耕したり、遅れている収穫をされているので畑は荒れていない。このことを知らない人も多い。今日は春物の植え付けをした。

 今日は男性で菜園もちの新規参加者が加わりメンバーの力が増すことになった。作業が終了すると差し入れで早めの昼食会となる。今日は暖かいうどんがお代わりでき、豪華な昼食となった。話題は高齢者らしく健康に関することが多かったが、高齢になっても食べ物の好き嫌いがあるとの話題に、驚いたり笑ったり、それの対策など健康の話に終始した。

 農園の周りに竹林があり春にはタケノコが収穫できる。次回4月の作業日には収穫できるかなという話で一人が竹林に入った。しばらくして戻って来てイノシシが3カ所掘った跡があると調査報告、彼らは召し上がっていることになる。イノシシが飽いたら人の口に入ると聞いているが、これも自然界の成り行きなれば仕方なし。

 (今日の575) 収穫はひと葉も残すな物価高
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鬢付け油

2025年03月08日 | 町かど

 特に関心もないが見ている化粧品系のTV-CM、常に新製品が出ているように感じているが、仕向けているのかもしれないが、裏返せばそれだけニーズはあるということだろうか。そうした製品は横文字かカタカナの商品名が美しい文字で表現され、買わなきゃあと思わせている。

 日本文字の古い化粧品がある。それは「鬢付け油」(びんつけあぶら)で「梅が香(うめがか)」「蘭の雫(らんのしずく)」の商品名で販売され、岩国藩主吉川氏が江戸に出向いたときには諸大名への贈答品としても使われた、と「本家 松がね」の案内にある。係の方の話しで、その歴史ある鬢付け油が2本昔の姿で残っている。その1本が、松がね(岩国観光交流所)に展示されている。

 鬢付け油とは広辞苑によると「髪油。香料を混ぜて製した固練りの油。主に日本髪で、おくれ毛を止め、髪のかたちを固めるのに用いる。固油。びんつけ」。松がね油は松根油(しょうこんゆ)から得られる樹脂状の物を用いられたように記憶している。

 この松がね(登録有形文化財)は、昨日アップした玖珂町の入り口にあり錦帯橋から徒歩3分ほどにある。ガラスの引き戸開け暖簾をくぐると江戸風情を感じる屋内、銘酒の試飲や特産品を使った郷土料理の試食も出来るそうだが、私は試食したことはないが愉しめそうで、観光の休憩所としてお薦めです。

 (今日の575) 髪結いについてゆきます鬢付けは
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屋根のふき替え

2025年03月07日 | 町かど

 あてもなくなく散歩しているといろんなことに出会う。吉川藩時代は玖珂町として岩国七町の玄関口となっていた通りがある。ここは七町の中でも最も商機のある町であったと記録が残る。また藩を訪問する使者などの接待所など、藩との繋がりも強かった。

 先月の末、そんな通りある大きな家に工事用足場の組立中だった。子どものころから記憶にある家で、歴史も刻まれた建物、もしかしたら改装か建て替え、そんな事を思い通り過ぎた。先日、所用を済ませ、足場組立中だった家方向に回り道をした。予想と違って屋根瓦のふき替え工事中で二人の職人の姿が見える。ちょっと風のある日で寒く冷たいだろうと見上げた。

 屋根瓦のふき替え、長く見かけなかった。ふき替えと言えばTV番組のポツンと一軒家で、古い茅や藁などの屋根修復を自前でされる家もあるが、職人不在で瓦にふき替えた話が出る。以前、ある棟梁が、和瓦職人も減少傾向で雨が漏らない、台風の風で飛ばないなどの施行業者と組んで仕事が出来るとほっとする、と話していた。

 七町の瓦採用には歴史がある。承応3(1654)年12月、玖珂町の西側にある七町の一つ材木町で出火、七町のうちの4つの町に延焼、229軒が焼失した。この教訓から道幅を広く、藁ぶき屋根を禁止し瓦の屋根になった。再建後の火災では甚大な被害は起きなかった。取り除かれている古い瓦、もしかしたらそんな話を聞いていたのではなかろうか。

 (今日の575) ふき替えてさらに歴史を積み重ね
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社長少し安くして

2025年03月06日 | 生活・ニュース

 「価格うん万円、これでも高くはない」、という社長の売りに「社長、少し安くして」とアシスタントの女性のおねだりかお願いか分からないが、そのひと言で「初回に限り1万円」と社長。「安い、嬉しい」とアシスタントの女性。このCMを見ない日はない。始めの価格が本当だとしたら1万円で利潤は出るの、そんな思いもするが品物はどうなのと気遣う。

 こうした値引きのCMは数多くあり、値引きや割引の無い商品は見当たらない昨今のTVや新聞のCM、折り込みチラシも同じだ。初回限定などの条件は付記されているが、ひと箱やひと瓶ほど飲んだり貼ったり塗ったりしただけで効き目があるの、そんな品も見受ける。あることで2年間試したが全く効果のなかった品があるが、今も100%の効果があるようなCMが流れている。

 そんな私が買い物をした。何年くらい使用したかは記憶にないほど古くなったシェーバー、バッテリーも寿命のようだし切れ味も落ちた。いつ買い替えかえようかと考えていた。そこに登場したのは「社長安くして」の1万円シェーバー。替え刃は安くないから1個付というのも魅力だ。それを手に取る機会があり、気にしながらも通販でなく現金で購入した。

 長く手になじんでいたシェーバーと違い、グリップの握り具合から刃の当て方などのコツをつかむに少し苦労したが、切れ味は悪くない。使い慣れてくると古い物より「買い得」だ、CMの肩を持つ訳ではないが今は思っている。

 (今日の575) 剃刀が顔になじんで気分良し
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80㌔台と走行車線

2025年03月05日 | 生活・ニュース

 久しぶりに遠出、と言っても往復190㌔ほどでその6割ほどが高速道。エアコンは使わずに運転ができ、往復の燃費は30㌔、ガソリン価格高騰を知っているかのようによく走ってくれた。最近、高速道走行する時に厳守していることがある。山陽道の法定速度は80㌔なので、これを守っている。追い越すことは無いので楽な気分で運転できる。

 今日の運転中に追い越したのは登坂車線を走るトレーラー1台だけ。法定速度で走ればそうなるのだが、走行車線を走ることに決めている。ネットやTVで事故や嫌がらせの運転映像がよく流れる。ドラレコの映像が多いが、自分の安全確保のためにも注意して見ている。それで事故や嫌がらせ運転は追越車線での発生が多いと感じている。今日もスイスイと追い抜かれる往復だった。

 用件がすみ、どこかで昼食をと思っていたら知りあいの3人組から声が掛かった。3人もこれから昼食、一緒にどうですかと誘われ、3人組お気に入りのイタリアンの店に入る。広い店内は感じの良い落ち着いた感じで人気店なのか混んでいた。私らもそれぞれがお気に入りの昼食セットを頂く。久しぶり箸を使わない食事をした。

 追い越されながら思う。追い越すにしてもちょっとスピード出しすぎでしょう、車間距離をもっと空けましょう、トンネル内はライト点灯しましょうなどと、いろいろ観察できる。高速道走行中に今日は何台に追い越されただろう、ドラレコを逆回転させれば分かるかも。

 (今日の575) ETCいつの間にやら重宝し
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