日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

廃ドラム缶の利用

2018年11月10日 | 地域

 先日、山越えの道で車を運転しているとき、乾燥注意報の出ている日だったということもあり火事かと疑うような煙がもくもくとのぼっているのが見えた。運転しながらこの時期だから野焼きかもしれない、そう思いながら走る。しばらくして、小山のように積まれた雑草からの煙だった。

 あれだけの煙を街中に近い菜園で出したらお咎めを受けそうだと思いながら、のどかな風景だと見ながら通り過ぎた。子どものころには珍しくない田畑の光景だった。核家族化を始めとする社会構造の大きな変化が田畑を宅地化させ、のどかな風景を押しやり、移り住んできた人らの住環境を守っている。

 散歩道のひとつに菜園の続く個所がある。最盛期に比べればその面積は大幅に減少し、雑草や雑木が茂り見通せない個所もある。耕作されているところは冬料理には欠かせない生き生きとした葉物が育っている。そんな畑の傍に何個か廃ドラム缶を利用した焼却炉がある。ドラム缶には通風孔がある。どれも異なった切り口だが、ちちょっとした芸術風でいい。これなら安全に焼却できる。

 我家も今の所に移り住む前に背戸で廃ドラム缶に穴を開けゴミを燃やしていた。ゴミは隣の山や植木などから庭に散りおちる木の葉を集めたものだった。特に竹の葉が散る光景は風流だが、濡れると掃けなくなる。毎日毎日、朝に夕に妻と母の仕事だった。ドラム缶を使えば安全に燃やせる、これは経験から言える。秋日を浴びているそれはかなりの年代物、ご苦労さんと声をかける。
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銀杏の臭い

2018年11月09日 | 自然 季節

 大きく成長したイチョウの黄色い葉は豪華でありその美しさは誰からも好かれる。映像でしか知らない明治神宮外苑や御堂筋などのイチョウ並木は歩いてみたくなる。北海道庁赤レンガ通りのみごとなイチョウを北海道のブログ仲間が紹介してくれた。 

 イチョウの葉は多くの樹木の楕円形や線状などと異なり扇形をしている。その解明はまたの機会として、秋も深まると扇形の葉が路上を覆いイエローロードに変える。落ち葉の始末は大変だろうが、異臭を振りまくイチョウの果実(銀杏)も落下する。果実のならないイチョウもあるそうだから、有名な並木通りはそうかもしれない。景観それとも臭い選択は難しい。

 公園の梅の実は採取禁止とあるが銀杏については禁止の掲示が見当たらない。数人の女性が賑やかな会話を交わしながら銀杏を拾っている。通りかかった若い観光客は怪訝そうな顔をして通り過ぎた。持ち返った実から核を取り出す。このとき食べ物とは思えない臭さと聞いたが未経験で分からない。そんな難儀があるから半球を合わせたような白い食べ姿になるらしい。

 強風注意報が出ており風が吹く。それに揺られてか銀杏はパラパラと落ちる。銀杏拾いの人は会話からお店関係のようだが風に感謝だろう。銀杏を美味いからと食過ぎると毒になる、大人は1回10個、子どもは5個、そんな注意を耳学問として残っている。口に入るときは臭いが匂いになっているから不思議な果実だ。
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地上絵ではない

2018年11月08日 | 地域

 ペルーのナスカ川とインヘニオ川に挟まれた乾燥した盆地状の高原の地表に「描かれた」幾何学図形、動物の絵。これは、世界文化遺産になっているナスカの地上絵についてウィキペディアの冒頭説明。1939年6月に発見されたというから約80年になる。巨大な絵で空からでないと地上絵の全体解明は困難という。どのようにしてて描いたのか謎になっている。

 この遺産には許可なく立入は禁止され保護も行われているのが、自動車が侵入し破壊の危機にあることが報道されていた。自然現象ならぬ人的破壊は許されない罪だと言える。この文化遺産と対比しては誠に申し訳ないが、自動車の暴走行為で自然状態の川原に傷を負わせている場所が身近にある。

 川幅は200㍍余りだが川原はその半分あまり、その全面に車の走った跡がくぼみの線となって残っている。跡を見る限り複数の車の仕業だと思う。悪ふざけ、車の性能試し、運転技の試しあい理由はなんだろうと、自然の綺麗な姿を壊すことは許されない。このすぐ下流には、県の防災対策の水位観測局があり、洪水時の情報発信元になっている。観測に影響ないことを願う。

 この悪仕業の跡は、世界遺産申請準備が進んでいる錦帯橋の名勝指定地域の延長された下流域にあたる。これでは遺産認定は得られないのではと心配になる。夜間の行為だと危険場所だと思う。行為者は原状復帰のための汗をかいて欲しい。 
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秋の空

2018年11月07日 | 生活・ニュース

 暦の上では今日から冬が始まる。まださほどの寒さは感じないが、やがて本格的な冬が来て寒い北風に立ち向かうことになる。立春に対し立冬は言葉として厳しく感じるが、これからの日々、気を引き締めて生活せよとの戒めかもしれない。

 写真は5日の朝6時ころの東の空。薄い紅色が広がり始め上空の月の輝きをうすくし始めた。今朝は同じ時間、月は細すぎて見えなかった。明日は新月、次の満月は勤労感謝の日になる。気持ち良い陽ざしを身体に浴びながらウオーキングしていた。

 久しぶりに出会った人に「暖かく穏やかな小春日和で」と挨拶したら「厳密には立冬の翌日からが小春日和、それまでは秋日和」と厳しい教えを受けた。その人は季語をあやつるのが趣味の人で、知識の一端をさらりと言われたのだろうが、その口調に文人らしさは感じなかった。

 米国の上下院議員選挙に日本国中の報道機関が開票速報で騒いでいる、としか見えない。結果が今後の日本にどのような影響を及ぼすのか、途中の推測で占うより、結果が確定してからの方が国民は分かり安いと思う。それよりも日本の国会答弁の分析の方が重要だと思う。何とか心と秋の空というが、すっきり晴れ渡った空かには少しの野心も見えない。
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川魚の群れ

2018年11月06日 | 自然 季節

 公園を1周しながら紅葉はあと1週間か10日先が見ごろだな、そんなことを思いながら帰路についた。錦帯橋の袂でチケットチェックをしている知人の女性が「何かいるみたいです」と橋の中ほどをさす。欄干に大勢の人が寄りかかりのぞき込むように下を見ている。カメラを構えている人も多い。鉄砲隊の演舞が行われている下流側の人はまばら。

 急いで橋の中ほどに立つ。錦帯橋下の水中で大きな何かが動いている。円くなったり細長くなったり、四角形と思えがくねくねと蛇のように、陸上の猪のようにと、とどまることなく動く。見ると小さな魚が群れとなっていることが分った。数カ所で同じような群れが瞬時に方向転換し動いている。

 ふと、何十年も前になるが、大阪と大分の水族館で見た鰯の大群が水槽の中で統一された動く姿、その勢いに圧倒されたことを思い出した。最近は映像で見るが、撮影技術の進歩とともに水槽でなく実際の水中映像でもありそのビジュアルさは群れの中で同一行動しているように感じる。

 川の水が流れる幅は100㍍ほど、橋上から見るには小魚を追う大きな魚影は見えない。群れを成している魚の名前は分からないが、川魚には違いなかろう。鮎が集い上る様子は幾度も見ているがそれとはまったく違う。珍しい川魚の生態にしばし見入った。思わぬ光景にインパウンドだけでなく日本の人らも喜んでいた。観光客誘致のヒントにならないだろうか。
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芭蕉の葉が裂けて

2018年11月05日 | 自然 季節

 夏のあいだ、青く瑞々しく茂っていた芭蕉の葉、秋も深まると葉脈に添って裂けていく。秋風の強い日や台風の後などは哀れなほどの姿になる。秋も終わり冷気が強まるにつれ枯れ朽ちてその姿を消す。俳句では「破芭蕉」と書き「ヤレバショウ」と詠むそうだが、どこにも芭蕉の印象は浮かび来ない、ちょっと哀れで「敗れ芭蕉」の印象すらする。

 子どものころ、それは大きな芭蕉が家の裏に植わっていた。祭りだ、家の祝い事だといえば各家庭で角寿司を作っていた。角寿司、今は観光化され岩国寿司と呼んでいるが、子どものころは角寿司だった。その各段の仕切りに使う芭蕉の葉を近所の家から取りに来られていた。わが家でもそれは同じだった。葉の用途として繊維から芭蕉布が作れるそうだが目にしたことは無い。

 芭蕉は切り口から水がしたたることを何度も経験し、非常に保水力の高い植物だと知っている。それが瑞々しい葉を茂らせていたのかもしれない。寒気になり水不足となるので、一度枯れ芭蕉となって身を隠し、次の春に新葉を芽吹かせ子孫を守る、勝手にそんな仮説を立て納得している。

 祖母は「芭蕉の葉が裂け始めると冬支度に掛かる」と準備をしていた。炭団や炭を使う炬燵、火鉢用の灰作りなどしていた。プロパンガスや灯油がわが家に入ったのは祖母の死から数年経っていた。芭蕉の葉が裂けはじめる、冬支度を始める、ついこの間まで自然から季節の準備を読み取っていた、温暖化もなく自然と人がうまく共存していた、いい時代だったのかもしれない。
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川原の駐車場 2

2018年11月04日 | 生活・ニュース

 川原の駐車場には障害者用のスペースが、駐車場入り口に近い位置に少し広い区切りに石灰で車いすマークが描かれている。この日、一般車は満車に近い状態だったが、車いすマークの箇所は開いていた。マナーのある観光地での行為はすべての人を気持ちよくさせるだろう。

 マナーといえば、この日10台余りの大型2輪車が整頓したように並んでいた。どこから来た人らかはわからないが、これも気持ち良い。こうした集団走行の場面はよく遭遇する。中に2輪車特有の爆音をわざとふかすようなこともあり、暴走にも感じることがある。マナーある走行を望みたいが声掛けは怖くてできない。整頓している人らは暴走しないだろう。

 錦帯橋を世界遺産登録にという活動が行われている。国内で世界遺産に認定された文化遺産の記録の中に駐車場の位置が問題という記述がある。登録されれば内外から訪れる人は増える。錦帯橋下川原の駐車場に変わる場所は近くには無い。登録はされたが観光岩国に行きづらい、そういうことの無いように期待している。

 家は錦帯橋近くなので天然の駐車場を利用したことは無いが、知人のバッテリーあがりの応援で1度入ったことがある。左右に大きく揺れたことに驚いたが、石ころ畳を走るのだから当然だが緊張した。折角の観光地、愛車を傷つけないようゆっくり運転して欲しい。
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川原の駐車場 1

2018年11月03日 | 地域

 清流・錦川は、市内北部の中国山脈の麓を源にして100㌔余蛇行し瀬戸内海に流れ着く。川沿いの農産業を育て数多くの生きものに潤いを与える。下流に近づくと上水と産業に欠かせない工業用水となり工場地帯を生み出した。時には怒り橋を壊す。ある時は水鳥の遊び場となる。「アユが集い上る錦の川」と、ある学校の校歌の一節がある。そんな錦川に錦帯橋は架かっている。

 錦帯橋は日本三名橋の筆頭で、三奇橋のひとつとされ、1922(大正11)年3月8日内務省により名勝として指定された。指定範囲は橋の上下流六十間、横山側に石碑でその位置が示されている。錦帯橋畔と隣接する吉香公園には染井吉野3千本があり、桜の名所として知られ、また秋の紅葉、夏の伝統を受け継ぐ鵜飼でも知られ、五連の錦帯橋と合わせ観光の人で賑わう。

 そうした錦帯橋の下川原が大勢の観光客を受け入れる天然の駐車場として重宝されている。この場所がなければ素晴らしい名勝といえども、大勢の人、特に桜の季節に行楽の人の受け入れは難しいと満杯の車を眺めて毎年思う。子どものころには大相撲やサーカスがやって来た。小学校の時には学校から大相撲を見にいった。栃錦や若乃花などを覚えている。

 この秋の連休中も川原駐車場はバスや自家用車で埋まっていた。いつのころからか「駐車場整理料」の看板がおかれ徴収が始まった。川原到着までに自家用車は300円、その後誘導され白線の駐車スペースへ移る。降車して石ころの川原を歩くのは苦労する。青年が祖母だろうか、背負って歩いていた。祖母の童顔のような笑顔が印象に残っている。
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歩行者専用路で

2018年11月02日 | 生活・ニュース

 8時20分に車庫を出る。家の前の四辻から表通りにでる15㍍ほどの離合できない狭い道で車が向かい合っている。どちらかが譲ればいいのに、我を張りあっていることがたまにある。ということで表通りと並行する通りを直進していた。幹線道への出口で警察官が停まれの合図。「通行証をお持ちでしょうか」と聞かれ、意味が解らず聞くと「この道は7時30分から8時30分までは歩行者専用」という説明を受けた。

 四辻の状況を説明し、「いつもは表通りを走るが仕方なくこの道に入った。歩行者専用ということは知らなかった」と説明した。この通りは昭和40年代中ごろまでは市内でも指折りの商店街で賑わっていた。今はシャッター通りで昼間の人通りはほとんどない。だが、朝のこの時間は小学生の通学路かと思い当たる。注意してくださいということでおとがめなしだった。それは8時25分だった。

 この道を車で通ることは年のうちあるかないかの状態。ただ歩いては数えきれないほど通る。しかし、20年以上も、歩行者専用の標識には気づかなかった。通行禁止違反をすれば、75歳以上の免許所持者は一定の違反行為の一つに当たるため臨時適性検査をなどが科せられる、先日の免許更新時に教わった。

 後日、歩行者専用はどの位置からか標識を確認した。目につきにくいと思ってもそれは通用しない。標識には「規制、指示、主な補助、主な案内、警戒」の5区分で119種類、表示は「規制・指示」で39種類、免許更新の時の資料にある。全部はマスターできないが、標識・表示を見落とさない運転を心掛けねばと改めて肝に銘じる。
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最終ランキング

2018年11月01日 | 生活・ニュース
 
 ブログを始めて13年と2カ月目に入った。気ままにアップする短い文章をサービスで整理してくれるコーナーがあった。ブログエコーと名付けられたそれは、人を「あたま、こころ、からだ、あし」に区分けして、それぞれの個所にカテゴリーを設け、投稿の内容によって区分けしていた。カテゴリーの設定基準は分からないが面白いサービスだった。そんなサービスが9年余り続いていたが、10月末で終了した。

 gooブログ総数約285万の中でカテゴリー別ランキングが毎日表示される。文章の内容は別にしてカテゴリー「オオサンショウウオ」で私のブログが長く1位を続けた。サンショウウオの初投稿は2012年9月、6年ほど前になる。清流錦川に棲むサンショウウオの生態が見たいということと、全国オオサンショウウオサミットが錦町で開かれという内容だった。

 ランキングを意識して投稿したことは無いが、私のブログ総評は「思いついたこと感じたことを飾らずに入力しています」。とりようによっては良くも悪くも解釈できるが、良いほうに解釈しておこう。カープが思わぬ上位にあることを不思議に思っている。そのほかはあまり関心を持たれるカテゴリーではないようだ。

 今日は何を書こう、予定稿のどれをアップしようかなどあれこれ思ったり考えたりして「完成、投稿する」をクリックしている。11月1日は「ワンワンワン」で犬の日、航路標識の一つで航海の安全を守る灯台、その記念日でもある。こうした日ごろ接しないところにも思い当たると何かが浮かんでくる。ランキングは無くても続けていこう。
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