長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

大型新人が鮮烈なデビュー

2010-01-23 07:22:33 | Weblog
福島から、友だちの奥様と、その奥様の友だちが遊びにこられた。
生前の元気をとてもかわいがってくれた。元気に手向けるお花と、
彼の大好物だったブロッコリーをお土産にいただいた。
お友だちが、カウンターのところに飾ってあるコーヒーカップ
を見て、関心していたら、そのカップをつくった「升たか」さんが、コーヒー
を飲みにきた。時々、こんな不思議な偶然がおきる。
升さんは長崎生まれ。天井桟敷にいて、その後、イラストライター
になって一仕事して、50になって陶芸家になった。
最初は陶芸のルーツを探るため、韓国の千漢鳳先生のところで修行した。
そして、最初は象嵌とか李朝っぽいものをつくっていた。その後は
陶芸家がやったことのない絵付けや、漆を陶芸の中にとりいれたり、
古いものと新しいものを融合させるような挑戦を重ねている。

夜は、「ねんどの会」。
未来ちゃんと、ゆきちゃんが鮮烈なデビューを飾った。
ちょうどまた升さんが、遊びにきて、未来の女性作家?
になる可能性を秘めたデビュー作をみて、目を細めていた。
未来ちゃんに「将来何になるの?」ときいたら、
「チーズ専門店をやりたい」とのこと。
二次会の蕎麦会で、いぶりがっこにマスカルポーネを
あえたものを出したら、おいしそうに食べていた。
明確な夢をこころに抱いていると、人生は半分成功したようなものだ。

ねんどの先生も、近日中に近くにお店を出す予定。
界隈がいよいよにぎやかになってくる。
今日は近くに「フンド」というバーがオープンする。