久しぶりに恵みの雨だ。庭の木たちも、お店の周りのプランターの
花たちも、喜んでいるみたい。
昨日は、また寒さがひさしぶりにもどってきたので、よけいに寒く感じた。
ボクシングもそうだけど、強いパンチばかりだすと、相手が強いパンチ
を受けるのに慣れて、きかなくなる。少し力を抜いて、軽いパンチでジャブを
だした後に、強めのフックを打つ、とか、やはり強弱のバランスが肝心だ。
昨日リフレをやってくれたゆーさんに、「はやめのバレンタイン」をもらった。
体に気をつかってくれて「薄めのチョコ」だと思ってあけたら、11日から
公開される「明日のジョー」の映画のチケットだった。こんなにうれしい
プレゼントはない。この映画でジョーと力石の役をするイケメンの俳優に、
ボクシングの指導をした梅津さんは、ヨネクラジムのトレーナーをしていた
時があり、ぼくもミット打ちや、サンドバッグを打つ方法などを、教えて
もらったことがある。やさしいけど、気骨があってとても気持ちのいいトレーナーだ。
夕方に、赤松林太郎くんが「これから関西にいきます」と挨拶にきた。仕事が
ひと段落した時に、いつもそうするように、久保さんの酒器で、山廃のぬる燗を
所望する。若いのに、ぬる燗を飲む姿がだいぶ大人になってきた。そろそろ江戸一
に連れていこうか、などと思っている。
ちょうど、土鍋で小豆を煮ていたら、その香ばしい香りを繊細なピアニストは
見逃さなかった。臭い逃さない・・・こちらのほうが正確な表現?
「それは・・・」というので、「これは、そばがきぜんざい用の小豆を煮ている」
と答えた。彼の好奇心は「うん」では終わらない。「どこの小豆を使ってはるんですか
?」ときた。「福岡の小豆や」と答え、妹がおくってきたビニールの袋に手書き
した「先日亡くなったおばあちゃんがつくった最後の小豆」というシールを見せた。」
ら、繊細なアーティストの目が潤んだ。ので、一期一会だと思い、そばがきぜんざいを
作って、漆器に盛って出した。歳をとって、酒量が減ってくると、塩大福や餡子を
酒肴にするのを最高だという酒徒がいる。ただし「若いうちにそれをやるとだめだよ」
といわれたことがある。昨日は「今日だけやで」とねんを押して、だした。
若いアーティストは結局4合の酒を空けた。「不老泉」という、妙にぴったりの酒だった。25日の天真庵ライブが楽しみだ。
「英語で蕎麦会」は、新しいメンバーも増え、にぎやかだった。
ピアニストの松岡美絵さんも常連になった。彼女は同郷(福岡)で、
ときどき九州弁で近況を語りあう。酒もいけるし、池袋近辺に住んで
いるので、彼女とも江戸一にいこう。松岡さんが天真庵でサティーを
やってくれてから、周りで(それを聴いた)ピアノを習い始めた人が、4人
いる。すごいことだ。あのゆっくりした調べを、まるで禅僧が座禅するとき
の呼吸みたいに、静かな息づかいでみごとに奏でる技は、神技に近いものを
感じた。これから、ますます活躍の場がひろがっていくだろう。
今日明日は連休。
野菜や卵の買出しにこれから出発。
勝浦においしい割烹があり、今日はそこで一杯やってこようと思う。
大塚の江戸一の近くに、10年ほど前まで、いい店があった。
そこの主人は、毎日魚を仕入れに勝浦までいっていた。
大学時代まで相撲をやっていて、後輩たちがよく飲みにきていた。
彼らといっしょに「相撲甚句」を歌いながら飲むのがよかった。
アマチュア相撲は、八百長がないのでいい。プロになる、というのは
どの世界でもたいへんなことだ。
花たちも、喜んでいるみたい。
昨日は、また寒さがひさしぶりにもどってきたので、よけいに寒く感じた。
ボクシングもそうだけど、強いパンチばかりだすと、相手が強いパンチ
を受けるのに慣れて、きかなくなる。少し力を抜いて、軽いパンチでジャブを
だした後に、強めのフックを打つ、とか、やはり強弱のバランスが肝心だ。
昨日リフレをやってくれたゆーさんに、「はやめのバレンタイン」をもらった。
体に気をつかってくれて「薄めのチョコ」だと思ってあけたら、11日から
公開される「明日のジョー」の映画のチケットだった。こんなにうれしい
プレゼントはない。この映画でジョーと力石の役をするイケメンの俳優に、
ボクシングの指導をした梅津さんは、ヨネクラジムのトレーナーをしていた
時があり、ぼくもミット打ちや、サンドバッグを打つ方法などを、教えて
もらったことがある。やさしいけど、気骨があってとても気持ちのいいトレーナーだ。
夕方に、赤松林太郎くんが「これから関西にいきます」と挨拶にきた。仕事が
ひと段落した時に、いつもそうするように、久保さんの酒器で、山廃のぬる燗を
所望する。若いのに、ぬる燗を飲む姿がだいぶ大人になってきた。そろそろ江戸一
に連れていこうか、などと思っている。
ちょうど、土鍋で小豆を煮ていたら、その香ばしい香りを繊細なピアニストは
見逃さなかった。臭い逃さない・・・こちらのほうが正確な表現?
「それは・・・」というので、「これは、そばがきぜんざい用の小豆を煮ている」
と答えた。彼の好奇心は「うん」では終わらない。「どこの小豆を使ってはるんですか
?」ときた。「福岡の小豆や」と答え、妹がおくってきたビニールの袋に手書き
した「先日亡くなったおばあちゃんがつくった最後の小豆」というシールを見せた。」
ら、繊細なアーティストの目が潤んだ。ので、一期一会だと思い、そばがきぜんざいを
作って、漆器に盛って出した。歳をとって、酒量が減ってくると、塩大福や餡子を
酒肴にするのを最高だという酒徒がいる。ただし「若いうちにそれをやるとだめだよ」
といわれたことがある。昨日は「今日だけやで」とねんを押して、だした。
若いアーティストは結局4合の酒を空けた。「不老泉」という、妙にぴったりの酒だった。25日の天真庵ライブが楽しみだ。
「英語で蕎麦会」は、新しいメンバーも増え、にぎやかだった。
ピアニストの松岡美絵さんも常連になった。彼女は同郷(福岡)で、
ときどき九州弁で近況を語りあう。酒もいけるし、池袋近辺に住んで
いるので、彼女とも江戸一にいこう。松岡さんが天真庵でサティーを
やってくれてから、周りで(それを聴いた)ピアノを習い始めた人が、4人
いる。すごいことだ。あのゆっくりした調べを、まるで禅僧が座禅するとき
の呼吸みたいに、静かな息づかいでみごとに奏でる技は、神技に近いものを
感じた。これから、ますます活躍の場がひろがっていくだろう。
今日明日は連休。
野菜や卵の買出しにこれから出発。
勝浦においしい割烹があり、今日はそこで一杯やってこようと思う。
大塚の江戸一の近くに、10年ほど前まで、いい店があった。
そこの主人は、毎日魚を仕入れに勝浦までいっていた。
大学時代まで相撲をやっていて、後輩たちがよく飲みにきていた。
彼らといっしょに「相撲甚句」を歌いながら飲むのがよかった。
アマチュア相撲は、八百長がないのでいい。プロになる、というのは
どの世界でもたいへんなことだ。