おからだお大豆に・・・・・・そんな名前の「地パン」というパンがある。
おからぱんだ。京都では「きらず」といって、晦日におからを食べ、お客さんとの縁、
家族や従業員との「縁がきれないこと」を祈念した。体にもいい。
別名「うのはな」ともいい、「うのはな鮨」も日本人には愛されてきた。
その「おから」と「薬膳カレー」をあわせると、おからがうのはなを超え、高嶺の花のような
極みに達する。天真庵の夜の勉強会には、それを京都の精進料理よろしく、いなりにして出す。
久保さんの志野の大皿に盛ると、黄檗山の普茶料理のように、手をあわせたくなるのだ。体にもこころにも感謝。
おからは、「イモサラ風」にもする。天真庵では、胡瓜、にぬき、魚肉ソーセージと、山芋を入れ、酢をきかせた
ものをつくる。これを「酢飯」にして、サンマや、アジや、これからは、サバがうまくなるので、鯖ずし風にしても美味い。
OK牧場のガッツ石松は、カレーに鯖煮缶を入れて「OKカレー?」「ガッツカレー?」にして食べるらしい。
厨房に「カレー」と「おから」があれば、安価で夢のような料理の花が咲く。
今日は「かっぽれ」。
昨日の「英語で蕎麦会」では、「おでん」を楽しんだので、今日は「鍋料理」にしようかしらん。
大分から「かぼす」もきたので、鍋が手招きをしているようだ。いや妄想?先週骨董屋で見つけた
茶道具が夢の中で手招きをした。顔を洗って出なおす、いや銀座へ出かけよう・・