秋の「なめこ」は美味い。昨日の卵かけごはんには、キャベツ
となめこなどの具たくさんの味噌汁を用意した。天気もよかったので空
になった。この季節は大分の「カボス大使」より、やまんごたる(多く)のカボス
が届く。贅沢な酒肴をつくる。
鍋に湯を沸かし、塩をいい塩梅に入れ、そこになめこを入れる。「いいお湯だ」
といいたげなころ、笊にあげ余熱をさます。ビンに蕎麦汁(市販のめんつゆでもOKではないけど、ま、いいか)
を入れ、そこになめこを入れ、カボスをスライスし、端のほうのは搾り入れ、スライスしたのは、ビンに投げ入れる。
そのまま、小さな志野の向う附の器にいれると、酒が2合は飲める。そばの薬味にしてもそばの品格があがる。
昨日の「易の勉強会」では、赤ワインにカボスを入れた「和風サングリア」を飲んだ。グビグビとのどあたりにいる「のどの酒虫」
が鳴いた。
今日は「書の会」 酒好きの文人墨客があまたやってくる日だ。
表に8年前に書の貞本さんが書いた「天真庵」という文字は風雪に耐え、いい具合に
なってきた。誰が書いたか知らないが「天真を愛す」とかかれた額がお店に飾ってあるが、
これもなんじんできた。お茶の会で、床の間に飾った掛け軸は、主人がお客をもてなす「こころ」
の丈が思いっきり現われていて、気はこころ、のこころが通う。
明日明後日は「卒啄珈琲塾」&「無茶しぃの会」
ささくれだったような事件などが枚挙にいとまない今日このごろ。波立たないこころ
で、一服の珈琲やお茶が飲める幸せを感じあっていきたいものだ。こんな時代だからこそ。
24日(金) 秋の夜長にしっくり染みるジャズLUNA
演奏:luna(ヴォーカル)・湯田大道(ギター)
19時開場 19時半開演¥4,000(お酒・肴・蕎麦・