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財務3表一体分析法 「経営」がわかる決算書の読み方 を読みました

2010年10月13日 23時58分33秒 | 読書評
財務3表一体分析法 「経営」がわかる決算書の読み方 (朝日新書)
國貞 克則
朝日新聞出版


財務3表一体分析法 「経営」がわかる決算書の読み方 を読みました。

前から読みたい本で、これもブックオフで格安で見つけたので購入しました。

前作の財務3表一体理解法が、貸借対照表(BL)、損益計算書(PL)、
キャッシュフロー計算書(CS)の基本的な解説と財務3表のつながり
の基本的知識と会計知識の解説であり、解り易かったので分析法が
出版された当初から読みたい本でした。

財務諸表の分析、比較検討の具体的な手法が解説されていて、財務諸表の
実例をサンプルに企業の財務状況の見方を習得することが出来る。

詳細な分析というよりは、企業の概況、現実のキャッシュ状況、事業の
取り組み姿勢等をざっくりと理解する為のエッセンスを理解するのには
非常にいいと思う。自分レベルの営業上の企業の概況をしる為の観点が
明解です。

ROE レバリッジ率、総資本回転率、当期純利益率の4つの指標を
基礎値として企業状況を判断する観点を繰り返し理解するために
製造業、サービス業、商社、百貨店、金融、商社の具体的な財務表
を独自の作図でビジュアル的に判断できるようドリル形式で解説
されている。

業態によって、流動比率の見方が変わるなど、セグメントの財務状況
の見方なども解説されていて具体的な知識がまとめられていて整理する
には、非常に良い。

ひとつの企業、同じ業態での企業比較などは、5ヵ年分の財務諸数値を
洗い出してこそ、事業に対する取り組みと業績評価を客観的にできる
というところが、具体的に示されている。

本書に記載されている分析手法は、すばやく企業概況を把握するのに
大変役立つと思う。

各指標の見方、理解の仕方については、繰り返し読んで分析のポイントに
慣れておきたい。

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