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週末起業サバイバル を読んだ。

2010年07月20日 23時38分59秒 | 読書評
週末起業サバイバル (ちくま新書 811)
藤井 孝一
筑摩書房

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週末起業サバイバル を読んだ。

前々作、週末起業は、少し実態感からは遠いような印象で読んだが、今回の
著書は、世情も企業への安心感、雇用の安定化というものに信用が置けない分
辛辣なものがありました。

今回は、筆者自身も週末起業を発表の頃とは、景気や情勢も大きく変わった
ということで、週末起業は、サラリーマンが自立する為の手段という切り口
で書かれている。

週末起業への安く、早く、確実にネットを利用して立ち上げる手法、実例、
などが多く記述されている。実業のサラリーマンをやりながら、自分の
好きな事、得意な事、できる事を継続的に続けていくことを勧めており、
ビジネスとしての見込みをつけたら、まずは実施してみる。

リスクを最小限に抑え、そのためにネットを有効活用して、顧客へのアピール
人脈作りなどを重ね、多少の失敗で起業をたたむことなく、継続して続ける
ことで、ビジネスの広がりを検証し、収益に転化するサイクルを生み出すこと
が肝要と解説されている。

昨今は、既存のサービスを利用して、アフィリエイトやドロップシッピングなど
リスクをほぼ0にしてお金の稼ぎ方というものもあるので、まずは、自分の
ビジネスをやってみて、1円でも稼いでみることの必要性が解いてある。

起業したビジネスの実例やサービスを利用した事業などの解説は、概要の
範囲であるが、週末起業を継続し、利益を生むための観点などは、しっかり
書かれていて、読んでいくと自立のためのイメージをもつことができる。

今や企業に所属することは、リスクという危機意識をもって自分が自立できる
よう仕事とは別に事業を積み上げることは、重要なことだと痛感させられる。

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