◆倉敷 写真はクリックで拡大します。
かなり久し振りの倉敷。駅から美観地区まで歩く。前回ははるか昔のことで、いわゆるひとつのアンノン族的(わかんない人はお母さんに聞いてね)なオサレスポットであったのだが、のちに大原孫三郎の伝記『わしの眼は十年先が見える』(城山三郎)を読んだときには、知らなくってゴメンナサイと思ったものである。大原美術館をつくった人は、単なる美術コレクターの会社経営者程度にしか考えてなかったのだが、そうではなく、仕事を成功させ社会に還元する、働く人の環境改善を目指す機関http://www.isl.or.jp/をつくる。そういう人だったのである。歴史的背景を知ってた方が旅は面白い。四国の松山で売ってる変わった名前のカラフルな蒸しパン「労研饅頭」も、大原孫三郎の労働科学研究所がルーツだったとは。
この建物は美観地区にある証券会社の支店。
相場見通しが黒板にチョークで書かれている。景観を壊さないというか、渋いというか。
こんな建物も。水島臨海鉄道の列車も忘れずに撮る。
お土産は、
むらすずめ。甘いお焼きにつぶ餡が挟んである。