スマトラ沖でまた大地震 M8.7 (産経新聞) - goo ニュース
大地震が起きると、TVで学者の解説が入り、例によって、
プレートに見立てたゴムのようなものが押されて跳ね、震える模型が出てくる。
すると、キャスターの中に
プレートの境界付近でプレート同士の押し合いで地震が起こるなら、
なぜ地震が内陸部で起こるのですか。
という質問をした人がいたが、質問の趣旨が理解できない解説者はちぐはぐな回答をする。
この理由は、模型にも解説図にも距離的なスケールが書かれていないからだ。
プレートの沈み込みは、35度~45度であるが、簡単のために45度とする。
この45度の線に沿って、どこで起こるかわからない。数十キロは境界のすぐそばということだ。
大陸の形状はあまり関係ない。境界からの距離と関連が深い。
しかも、日本付近はいくつものプレートが重なり合って沈み込んでおり、
どこが内陸も沿岸もプレートのサイズの規模から言うとあまり意味を成さないのだ。
プレート沈み込みの深さが100キロ(45度とすると境界からも100キロ)になると
温度は800度くらいに達する。
普通、800度では岩石は溶けないが、水があるとこの程度でも溶ける。(水、すごいぞ)
溶けたプレート、つまりマグマは、軽いので浮き上がろうとして火山を形成する。
つまりプレート沈み込みの境界線から100キロくらいのところにあちらこちらに火山が出来る。
次いでに言うと、プレートの厚みは湧き出し近くでは数キロ、平均で数十キロ、沈み込み付近では80キロになる。
その後、自重で沈み込んでいく、というわけだ。
プレートは、670キロくらいまでにマントルの結晶構造の変化があるので、そこにたまることもあり、
まだ沈み込んでコア近くまで行くこともあるようだ。
コア近くまでプレートが沈み込むと、コアからの振動により一部が吹き上がり、
マントルプルーム、スーパープルームとして再び地表に湧き出しを起こす。
これが太平洋で言えば中央海嶺になる。
このようにプレート全体が地球という球体の中で3次元的に複雑な動きをしている。
大地震が起きると、TVで学者の解説が入り、例によって、
プレートに見立てたゴムのようなものが押されて跳ね、震える模型が出てくる。
すると、キャスターの中に
プレートの境界付近でプレート同士の押し合いで地震が起こるなら、
なぜ地震が内陸部で起こるのですか。
という質問をした人がいたが、質問の趣旨が理解できない解説者はちぐはぐな回答をする。
この理由は、模型にも解説図にも距離的なスケールが書かれていないからだ。
プレートの沈み込みは、35度~45度であるが、簡単のために45度とする。
この45度の線に沿って、どこで起こるかわからない。数十キロは境界のすぐそばということだ。
大陸の形状はあまり関係ない。境界からの距離と関連が深い。
しかも、日本付近はいくつものプレートが重なり合って沈み込んでおり、
どこが内陸も沿岸もプレートのサイズの規模から言うとあまり意味を成さないのだ。
プレート沈み込みの深さが100キロ(45度とすると境界からも100キロ)になると
温度は800度くらいに達する。
普通、800度では岩石は溶けないが、水があるとこの程度でも溶ける。(水、すごいぞ)
溶けたプレート、つまりマグマは、軽いので浮き上がろうとして火山を形成する。
つまりプレート沈み込みの境界線から100キロくらいのところにあちらこちらに火山が出来る。
次いでに言うと、プレートの厚みは湧き出し近くでは数キロ、平均で数十キロ、沈み込み付近では80キロになる。
その後、自重で沈み込んでいく、というわけだ。
プレートは、670キロくらいまでにマントルの結晶構造の変化があるので、そこにたまることもあり、
まだ沈み込んでコア近くまで行くこともあるようだ。
コア近くまでプレートが沈み込むと、コアからの振動により一部が吹き上がり、
マントルプルーム、スーパープルームとして再び地表に湧き出しを起こす。
これが太平洋で言えば中央海嶺になる。
このようにプレート全体が地球という球体の中で3次元的に複雑な動きをしている。
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