やらせ疑惑の無人島脱出とか、一人キャンプとかの番組で度々話題になる「火起こし」
ネットにも「火おこし」の動画はたくさん上げられている。
感化されてやってみたことがある人も多いのではないでしょうか。(大抵はうまくいかない)
ライターや着火剤などを使わない火起こしにはいくつかのやり方がある。
火種(枯草や紐をほどいたものなど)になるものを作って種火を火床(燃えやすいもの、枯葉、枯れ枝など)に移し、
振り回したり、息を吹きかけたりして「火」にしていく。
炎が出るようになれば、火を枯葉や枯れ枝に移し、徐々に大きい木などに燃え移らせていく。
最初の「火種」を作るところにいろいろなやり方があるわけで、棒と板を擦り合わせ
摩擦熱で火種を作るものが中心。
板と棒の素材や選び方にコツがあるらしい。
道具が最も簡単なのが「きりもみ法」
切込みを入れた板に立てた棒をきりもみで回転させて摩擦で熱を出す。
これが結構大変。
上から下に強く押し付けないとなかなか熱が発生しない。
力が要るし、手が痛くなるし、時間をかけてもなかなか火種にならない。
続いてロープを使う「ひもぎり法」
きりもみ法で立てる棒のひもを一二回巻き付けて、両側に交互にひいて棒を回転させる。
棒の上を何かで押さえて、板と圧着させる必要がある。
ロープを引っ張る役と上を押さえつける役を一人でやるのは難しい。
ロープを棒で固定する「ゆみぎり法」
立てる棒とは別に棒を用意し弓のようにロープを張る。
そのロープを立てる棒に巻き付けて「ひもぎり法」と同じようにひいていく。
ひもぎり法とは異なり、弓を引くのと
やはり上を抑えておく必要があるが、一人でも可能。
立てる棒自体にロープを付ける「まいぎり法」
立てる棒の天辺から左右にロープを出し、それに横棒を付ける。
横棒を上下させることによって縦棒を回転させる。
縦棒にははずみ車の役目なのか、重り替わりなのか円盤状の板を取り付けている。
その辺の折れ枝でちょちょいと作るには複雑精緻すぎる。
上は押さえなくても良いが、どうしても下向きの圧力が弱くなるのでやや時間がかかるようだ。
*
きりもみの摩擦熱を利用するのではなく、もっと楽に発火させる方法はないのか。
道具が用意できるキャンプやイベントでは新聞紙を丸めてマッチやライターで火をつける、
着火剤を使うなどが主流。自治会のイベントでは薪だと煙が出るので炭を使うがいずれも買っている。
余談だが鷲見の燃えカスは腐らないと言うか土に戻らないのでキャンプ場に捨てるのは厳禁だそうだ。
陽が強い時期なら虫眼鏡で太陽光を集めて着火できるが、曇りや夜には使えない。
もっと簡便には「ファイヤースターター」と呼ばれるキャンプ道具がある。
マグネシウム棒と金属棒(ナイフなど)で火打石のようにして火花を飛ばし、種火を作るもの。
サバイバル用品、防災用品として売っているところもあるらしい。
安いものは1000円ぐらい。非常用として持っておいても良いかもしれない。
ネットにも「火おこし」の動画はたくさん上げられている。
感化されてやってみたことがある人も多いのではないでしょうか。(大抵はうまくいかない)
ライターや着火剤などを使わない火起こしにはいくつかのやり方がある。
火種(枯草や紐をほどいたものなど)になるものを作って種火を火床(燃えやすいもの、枯葉、枯れ枝など)に移し、
振り回したり、息を吹きかけたりして「火」にしていく。
炎が出るようになれば、火を枯葉や枯れ枝に移し、徐々に大きい木などに燃え移らせていく。
最初の「火種」を作るところにいろいろなやり方があるわけで、棒と板を擦り合わせ
摩擦熱で火種を作るものが中心。
板と棒の素材や選び方にコツがあるらしい。
道具が最も簡単なのが「きりもみ法」
切込みを入れた板に立てた棒をきりもみで回転させて摩擦で熱を出す。
これが結構大変。
上から下に強く押し付けないとなかなか熱が発生しない。
力が要るし、手が痛くなるし、時間をかけてもなかなか火種にならない。
続いてロープを使う「ひもぎり法」
きりもみ法で立てる棒のひもを一二回巻き付けて、両側に交互にひいて棒を回転させる。
棒の上を何かで押さえて、板と圧着させる必要がある。
ロープを引っ張る役と上を押さえつける役を一人でやるのは難しい。
ロープを棒で固定する「ゆみぎり法」
立てる棒とは別に棒を用意し弓のようにロープを張る。
そのロープを立てる棒に巻き付けて「ひもぎり法」と同じようにひいていく。
ひもぎり法とは異なり、弓を引くのと
やはり上を抑えておく必要があるが、一人でも可能。
立てる棒自体にロープを付ける「まいぎり法」
立てる棒の天辺から左右にロープを出し、それに横棒を付ける。
横棒を上下させることによって縦棒を回転させる。
縦棒にははずみ車の役目なのか、重り替わりなのか円盤状の板を取り付けている。
その辺の折れ枝でちょちょいと作るには複雑精緻すぎる。
上は押さえなくても良いが、どうしても下向きの圧力が弱くなるのでやや時間がかかるようだ。
*
きりもみの摩擦熱を利用するのではなく、もっと楽に発火させる方法はないのか。
道具が用意できるキャンプやイベントでは新聞紙を丸めてマッチやライターで火をつける、
着火剤を使うなどが主流。自治会のイベントでは薪だと煙が出るので炭を使うがいずれも買っている。
余談だが鷲見の燃えカスは腐らないと言うか土に戻らないのでキャンプ場に捨てるのは厳禁だそうだ。
陽が強い時期なら虫眼鏡で太陽光を集めて着火できるが、曇りや夜には使えない。
もっと簡便には「ファイヤースターター」と呼ばれるキャンプ道具がある。
マグネシウム棒と金属棒(ナイフなど)で火打石のようにして火花を飛ばし、種火を作るもの。
サバイバル用品、防災用品として売っているところもあるらしい。
安いものは1000円ぐらい。非常用として持っておいても良いかもしれない。
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