2013/12/16、北区の北とぴあ(ほくとぴあ)つつじホールでの開催。
会場の様子は別記事に書いたが、まずまずの入りで前から6番目に席を取った。
**
シュー・ホアンシャン(許還山)、ウー・ティエンミン(呉天明)、リー・ビン(李賓)、
イエン・ビンイエン(顔丙燕)、ガオ・グー(高歌)。
*
グォさん(葛、シュイ・ホァンシャン)は妻を亡くし、
義理の息子夫婦から妻の遺産分けに20万元を貰って家を出る。
孫(ガオ・グー)の結婚式に行き、祝いだと言ってその20万元を渡すが、
息子にはけんもほろろで追い出される。
行くあてもなく旧友のチョウさん(周、ウー・ティエンミン)を訪ねて、関山老人院へ。
院長(イエン・ビンイエン)には満床だとして断られるが、チョウさんの助けもあって、
なんとか院に住むことができる。
しかし、実の家族が分からなかったり、奇声を上げる認知症患者、
気力もなくただ生きるだけの老人たち。
グォさんの息子は金を突き返しに来た。
夜中に失禁したグォさんは首を吊ろうとしてチョウさんに止められる。
チョウさんは、院の仲間にかつてテレビで見た「仮装大賞」のネタを見せ、
みんなで出場しようと計画していた。
チョウさんはグォさんも仲間に入れて練習を開始する。
当初は健康のためになると許していた院長だったが、
「仮装大賞」の行われる天津へ行くことには反対。
家族のOKを条件に家族を呼んで演目を披露することに。
しかし、演技の最中に転倒者が出て救急車を呼ぶ騒ぎとなってしまう。
当然ながら家族は反対。みんなの天津行きは許可されなかった。
大いに落胆するみんな、チョウさんは嘔吐し、がっかりして体調を崩したと言うが、
実は大きな秘密を抱えていた。
果たして老人たちの企てはどうなってしまうのか。
そして、チョウさんの秘密とは。
**
「仮装大賞」名前だけのものかと思ったら、日テレの仮装大賞そっくりの演出。
パクリ?と思ったら「予選上位は日本の本選に行ける」とのまさかの設定。
本家の許諾を得ているのかどうか知らないけど、納得してしまう展開でした。
*
コミカルな中にも切ない物語。
泣ける。
くどすぎず端折りすぎない説明シーン、飛躍しすぎずそこそこ緩急のある展開。
カメラワークも落ち着いて違和感なく、ゆったりとみていられる。
社会性を盛り込んではいるが、イデオロギーや政治は全く出てこない。
多分に日本的感覚に一致した感情の起伏など、日本でヒットしてもおかしくない良作。
配給はシネマセブン(C7)
全国わずか5館(東京、大阪、名古屋、京都、神戸各1館)はもったいない。
監督はチャン・ヤン(張楊)
2012年の第25回東京国際映画祭上映作品。
当時の邦題は「老人ホームを飛び出して」、原題「飛越老人院」の直訳に近い。
尚、英題は「Full Circle」、いわゆる「全円」で原題との関連性は不明。
*
残念だったのは私自身が中国語が全く分からないこと。
判ったのは麻雀牌の名前と数字くらいだった。
会場の様子は別記事に書いたが、まずまずの入りで前から6番目に席を取った。
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シュー・ホアンシャン(許還山)、ウー・ティエンミン(呉天明)、リー・ビン(李賓)、
イエン・ビンイエン(顔丙燕)、ガオ・グー(高歌)。
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グォさん(葛、シュイ・ホァンシャン)は妻を亡くし、
義理の息子夫婦から妻の遺産分けに20万元を貰って家を出る。
孫(ガオ・グー)の結婚式に行き、祝いだと言ってその20万元を渡すが、
息子にはけんもほろろで追い出される。
行くあてもなく旧友のチョウさん(周、ウー・ティエンミン)を訪ねて、関山老人院へ。
院長(イエン・ビンイエン)には満床だとして断られるが、チョウさんの助けもあって、
なんとか院に住むことができる。
しかし、実の家族が分からなかったり、奇声を上げる認知症患者、
気力もなくただ生きるだけの老人たち。
グォさんの息子は金を突き返しに来た。
夜中に失禁したグォさんは首を吊ろうとしてチョウさんに止められる。
チョウさんは、院の仲間にかつてテレビで見た「仮装大賞」のネタを見せ、
みんなで出場しようと計画していた。
チョウさんはグォさんも仲間に入れて練習を開始する。
当初は健康のためになると許していた院長だったが、
「仮装大賞」の行われる天津へ行くことには反対。
家族のOKを条件に家族を呼んで演目を披露することに。
しかし、演技の最中に転倒者が出て救急車を呼ぶ騒ぎとなってしまう。
当然ながら家族は反対。みんなの天津行きは許可されなかった。
大いに落胆するみんな、チョウさんは嘔吐し、がっかりして体調を崩したと言うが、
実は大きな秘密を抱えていた。
果たして老人たちの企てはどうなってしまうのか。
そして、チョウさんの秘密とは。
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「仮装大賞」名前だけのものかと思ったら、日テレの仮装大賞そっくりの演出。
パクリ?と思ったら「予選上位は日本の本選に行ける」とのまさかの設定。
本家の許諾を得ているのかどうか知らないけど、納得してしまう展開でした。
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コミカルな中にも切ない物語。
泣ける。
くどすぎず端折りすぎない説明シーン、飛躍しすぎずそこそこ緩急のある展開。
カメラワークも落ち着いて違和感なく、ゆったりとみていられる。
社会性を盛り込んではいるが、イデオロギーや政治は全く出てこない。
多分に日本的感覚に一致した感情の起伏など、日本でヒットしてもおかしくない良作。
配給はシネマセブン(C7)
全国わずか5館(東京、大阪、名古屋、京都、神戸各1館)はもったいない。
監督はチャン・ヤン(張楊)
2012年の第25回東京国際映画祭上映作品。
当時の邦題は「老人ホームを飛び出して」、原題「飛越老人院」の直訳に近い。
尚、英題は「Full Circle」、いわゆる「全円」で原題との関連性は不明。
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残念だったのは私自身が中国語が全く分からないこと。
判ったのは麻雀牌の名前と数字くらいだった。
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