虎ノ門、ニッショーホールでの開催。
わかっていて席を取ったので仕方がないが、
最前列の6列ほどは、椅子が同じ高さ。
つまり、前列に座高の高い人が座ると、
頭がスクリーンにかかり、大変見にくい。
この日の私がそれで、しかもときどき座りなおしてくれるから、
非常に見づらかった。
***
映画は「鉄道員(ぽっぽや)」の最終篇にありながら、
映画の「鉄道員(ぽっぽや)」には入らなかったエピソード。
オリヲン座という映画館を舞台にした
ラブストーリーというか、ヒューマンドラマというか。
宮沢リエ、加瀬亮、原田芳雄、宇崎竜童、中原ひとみ、樋口可南子、田口トモロヲ。
***
冒頭は留吉(原田芳雄)がオリヲン座の
閉館記念謝恩映画会の案内状を書いているところから始まる。
昭和25年の開館から57年、オリヲン座は閉館興行を行おうとしていた。
これがまさに「オリヲン座からの招待状」である。
そのうちの一通は、良枝(樋口可南子)の元に届く。
留吉とトヨ(中原ひとみ)に会いたいと願う良枝。
良枝は祐次(田口トモロヲ)を誘って映画会に行こうとするが断られ、
良枝はオリヲン座への思いを告げるが、祐次には袖にされる。
実は、トヨは入院しており、もう先は長くないのだった。
時代は遡って、昭和32年。
食い詰めたひとりの青年が、オリヲン座にやってくる。
青年(加瀬亮)の名前は留吉、映画の終わった後も帰らず、
館主の松蔵(宇崎竜童)に頼み込んで雇ってもらう。
女将のトヨ(宮沢リエ)は半信半疑だったが、
留吉は一生懸命映写技師の仕事を覚えようとする。
いろいろあって、そろそろ留吉も映写をやらせてもらえそうになったころ、
松蔵は不摂生がもとで死んでしまう。
映写技師としてオリヲン座に残り仕事を続ける留吉と、
松蔵の面影を忘れられず悲しみから逃れられないトヨ。
近所では、留吉とトヨがねんごろになっているなどと噂も立ち、
TV時代の訪れもあって館はさびれていくが、
トヨと留吉は松蔵の心意気を忘れまいと貧乏に耐え、館の存続に奔走していた。
昭和40年ころの子供の良枝と祐次も家庭不和な中にあって、
オリヲン座を遊び場としていた。
恵まれない者同士のささやかな憩いの場、
オリヲン座はこの4人の拠り所だった。
しかし、時代を経て、後継者もなく、ついに閉館の時を迎えたオリヲン座、
留吉の想いはかつてこの映画館を愛した人々に届くのだろうか。
***
感想を、最大限簡潔に言うと、「長い、重い、暗い」
映画に寄せる作者の想いというか、
映画を愛する気持ちはわからないではないが、
いかんせん暗すぎる。
その点では、最近見た邦画では、
「自虐の詩」
「鳳凰 わが愛」
「クローズド・ノート」
「まゆ ココロの星」
「眉山」
「あかね空」
暗い映画ばっかりが多い。
泣かせるのはいいけど、見終わった後
すっきりした気分になれない映画ばかりでは気が滅入る。
わかっていて席を取ったので仕方がないが、
最前列の6列ほどは、椅子が同じ高さ。
つまり、前列に座高の高い人が座ると、
頭がスクリーンにかかり、大変見にくい。
この日の私がそれで、しかもときどき座りなおしてくれるから、
非常に見づらかった。
***
映画は「鉄道員(ぽっぽや)」の最終篇にありながら、
映画の「鉄道員(ぽっぽや)」には入らなかったエピソード。
オリヲン座という映画館を舞台にした
ラブストーリーというか、ヒューマンドラマというか。
宮沢リエ、加瀬亮、原田芳雄、宇崎竜童、中原ひとみ、樋口可南子、田口トモロヲ。
***
冒頭は留吉(原田芳雄)がオリヲン座の
閉館記念謝恩映画会の案内状を書いているところから始まる。
昭和25年の開館から57年、オリヲン座は閉館興行を行おうとしていた。
これがまさに「オリヲン座からの招待状」である。
そのうちの一通は、良枝(樋口可南子)の元に届く。
留吉とトヨ(中原ひとみ)に会いたいと願う良枝。
良枝は祐次(田口トモロヲ)を誘って映画会に行こうとするが断られ、
良枝はオリヲン座への思いを告げるが、祐次には袖にされる。
実は、トヨは入院しており、もう先は長くないのだった。
時代は遡って、昭和32年。
食い詰めたひとりの青年が、オリヲン座にやってくる。
青年(加瀬亮)の名前は留吉、映画の終わった後も帰らず、
館主の松蔵(宇崎竜童)に頼み込んで雇ってもらう。
女将のトヨ(宮沢リエ)は半信半疑だったが、
留吉は一生懸命映写技師の仕事を覚えようとする。
いろいろあって、そろそろ留吉も映写をやらせてもらえそうになったころ、
松蔵は不摂生がもとで死んでしまう。
映写技師としてオリヲン座に残り仕事を続ける留吉と、
松蔵の面影を忘れられず悲しみから逃れられないトヨ。
近所では、留吉とトヨがねんごろになっているなどと噂も立ち、
TV時代の訪れもあって館はさびれていくが、
トヨと留吉は松蔵の心意気を忘れまいと貧乏に耐え、館の存続に奔走していた。
昭和40年ころの子供の良枝と祐次も家庭不和な中にあって、
オリヲン座を遊び場としていた。
恵まれない者同士のささやかな憩いの場、
オリヲン座はこの4人の拠り所だった。
しかし、時代を経て、後継者もなく、ついに閉館の時を迎えたオリヲン座、
留吉の想いはかつてこの映画館を愛した人々に届くのだろうか。
***
感想を、最大限簡潔に言うと、「長い、重い、暗い」
映画に寄せる作者の想いというか、
映画を愛する気持ちはわからないではないが、
いかんせん暗すぎる。
その点では、最近見た邦画では、
「自虐の詩」
「鳳凰 わが愛」
「クローズド・ノート」
「まゆ ココロの星」
「眉山」
「あかね空」
暗い映画ばっかりが多い。
泣かせるのはいいけど、見終わった後
すっきりした気分になれない映画ばかりでは気が滅入る。
昔の日本らしい、内気で律儀な展開になってましたね。個人的にはもっとイケイケがよかった、、、(笑)チューのひとつくらいしとけ!みたいな(笑)
ちなみに「自虐の詩」は私もみたけど、あっちは意外にジットリしなくてよかったような気がします。泣き所もあるんだけど、しっかり笑うとこもあって。最初なんてほんとギャグっぽくて笑えますね。
後味のいい映画が好きです♪
>蛍の場面、あともう少し何かあればね、、、
>プラトニックすぎると思いました
(女医EMIさんのブログより)
>チューのひとつくらいしとけ!みたいな
まさに、そうですね。
もう一歩踏み込んだ関係を見せてもよかった。
原田芳雄のあの挨拶も自分が観客なら辛いです。
シナリオ上難しいかもしれませんが、
内輪だけで語るべき話じゃないでしょうか。
今晩は
本当にお久しぶりです
TB、たくさんして頂きありがとうございます。
この作品、観ようか?どうしょうか?
迷っていたのですが。宮沢りえさんの舞台挨拶
があるというので、ミーハーな私は行く事に。
作品は今ひとつかな?結構豪華キャストなのにね。
上映終了は早そうですよ。「続オールウェイズ3丁目
の夕日」と同時だったようですが、こちらの方は
人気高そうですね